『禍話』コミカライズの感想と予知夢の記憶
最近ホラー小説を幾つか続けて読んでいたせいか、Xのおすすめに取り上げられていたネットラジオ『禍話』。その話が漫画化されて発売されたとのことで、興味本位で購入し読了。
まずは本の紹介から。
とのこと。11のエピソードは身近な話題が多く、強烈な怖さを感じるものよりも、後からじわじわくるような怖さのものが多い印象。そんなエピソードのなかで、特に気になったものが以下のふたつ。
肝試しに行こうとした女子高生の父が見た夢とはーー『模型上の死』
自責の念にかられる少女に会いに来た、死んだはずの友達は――『で、どうする?』
『模型上の死』はいわゆる予知夢的な話なのだけど、自分の体験談として「予知夢は存在する」ので、こういった夢の形があるのかも、と思うとぞっとしましたね。何がなんでも僕は絶対に見たくない(汗)
ちなみに僕が予知夢を信じたきっかけは、僕の母が祖母の死を夢で知り、言い当てたこと。その時のことは今でも鮮明に憶えていて、母が夢にショックを受けて目覚め、居間で夜中までゲームしていた僕に夢のことを話した直後に電話が鳴り、それが病院からの連絡で祖母が亡くなったことを知る・・・って流れ。これにまつわる話は色々とあるのですが、いずれ機会があれば別に書くかも。なお、僕にはこれっぽっちも霊感は無し。
『で、どうする?』 については、ラストのフレーズがとにかく印象的で、
母の予知夢もそうで、突然夢に誰かが降りてくる。しかも、誰の不幸か分かる時と分からない時があり、教えてくれるかどうかは全て向こうの都合次第なんだとか(ちなみに母の予知夢はなぜか血縁者の不幸限定)。これもまた妙な実感があって背筋が寒い・・・。
あなたの知らない世界とは良く言ったもので、本当にそんな世界があるのかもしれませんね・・・・・・。
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