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[ひとりごと]美術館って楽しいよね

先日中学生の妹と小1時間盛り上がった議題。
美術館って楽しい。
ちょっとどこかにメモしておこうと思ったのでここに。

私は絵画に関してガッツリ詳しいわけでもなく、なんとなくさらっとふんわりとわかるよーって感じで、国内では年に数回美術館に友人や家族、1人で行く程度。海外の都市部なら有名な美術館は観光地としてだいたい行くかなって程度です。

対して妹はアーティスト気質。
幼少期から姉の私が引くくらいとんでもないクリエイティビティを発揮して、いろんなアート作品を作ってきて、今も勉強中です。
将来も芸術系を目指してるっぽい。

姉はミュージカルバカ。
妹は芸術家。
といったところですね。


そして、美術館について。
主に2人とも行ったことのあるヨーロッパの美術館についてだったのですが、とにかく大量にどどんと展示されているヨーロッパの美術館。
観光として、有名作品に目星をつけ、回るのもいいけど、有名だろうがなかろうが自分好みの作品をじっくりみるの楽しいよね。って話でした。

それでも作品のジャンルによって鑑賞の仕方は全然違って。

2人とも好きなのはいわゆる西洋絵画のロマン主義や印象派。
いい意味で何にも考えずにただただ浸れるよね。
絵画を通して、画家と同じ景色を想像して没入したり(出てこられなくなったり)、ただ自分の感性と向き合えてリラックスできる時間が取れるよね。って話でした。

逆に自分の感性と向き合えないのは、現代アートや宗教画・ルネサンス。
現代アートは主張や主義が強くて、どうしてもアカデミックに向き合ってしまう自分がいて、ただ浸ることがなかなか難しい。
宗教画やルネサンスもがっつりテーマがあるので、どうだー!センスを見ろー!技術を見ろー!背景のストーリー知ってるのかー!みたいな感じするよね。
前提知識があって初めて、浸れるというか。


はたまた浮世絵は言葉が読めるからこそ、まるで写真を見ているようにその時代に思いを馳せたりできて、楽しい。
自分がもし江戸の人気歌舞伎役者、武士や商人、はたまた町娘だったら、と妄想繰り広げがち。
それは日本人だからかなとも思いますが。


ジャンル分けしてしまいましたが、
美術館をのんびり歩いて、ビビッときた作品に想いを馳せる時間自体が好きなので正直ジャンルを問いません。
その時の自分の状況、感覚、価値観、はたまた精神状態、悩みによってビビッとくるものも変わってくるので、この感性を大事にして、一期一会と思ってアートに向き合える美術館という空間が好きです。


もちろん美術館で開催される企画展も魅力的ですが、あくまで企画展のテーマに沿ってしまうので、自由度が下がるかなぁって個人的には思います。
一つの作品にいろんな視点があるのに、その選択肢を無意識に狭めてしまうような気がしてあまり得意ではないです。


なんかこんな話してたらまた海外や国内の美術館に行きたくなったという夏の昼下がりの記録。

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