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双極性障害のうら側ものがたり

そうちゃん:うつぴょん、相談があるんだ。
うつぴょん:うん、どうしたの?
そうちゃん:主さんって昔から楽しいとか悲しいとか上手に
      言えないじゃん。そのせいで最近とっても疲れ
      てるみたいなんだ!
うつぴょん:そうだね、私もそう思ってたよ。
そうちゃん:だから僕たちが上手に言えるように、順番にお
      手伝いしない?
うつぴょん:それはいい考えだね、じゃあはじめは私から。





うつぴょん:そうちゃん、主さん悲しいが上手に言えるよう
      になったよ。
そうちゃん:そっか!よかった!じゃあ次は僕がとびっきり
      の楽しいを言えるように頑張ってくるよ!
うつぴょん:うん、任せたよ。





そうちゃん:うつぴょん、主さん元気になりすぎちゃって、
      悲しいの言い方を忘れちゃったみたいなんだ。
      だからうつぴょん、もう一度教えてあげてくれる?
うつぴょん:任せてよ。





おくすり様:2人とも主さんが最近とっても疲れてるんだけ
      ど、何か知らないかい?
うつぴょん:楽しいと悲しいを上手に言えるように練習をし
      てるけど…
そうちゃん:僕たち2人で順番こで一緒に練習してるんだよ!
おくすり様:そうなんだね、2人とも優しいんだね
そうちゃん:うん!
おくすり様:でもずっと練習してると疲れちゃうね。それに
      そろそ主さん1人でも上手に言えるようになっ
      たんじゃないかな?
うつぴょん:そうだね、もうたくさん練習したもんね。
そうちゃん:もう僕たちいらなくなっちゃうのかぁ…
おくすり様:そうじゃないよ、わたしも手伝うから、主さん
      が1人で頑張れるように、3人で支えてあげな
      いかい?
そうちゃん:それはいいね!僕たちは陰で見守ってあげよう!
うつぴょん:そうだね、そうしよう。

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