七田苗子

七田苗子と申します。自分の”好き”を大切に育てていきたい…自分を好きな自分でいたい…そ…

七田苗子

七田苗子と申します。自分の”好き”を大切に育てていきたい…自分を好きな自分でいたい…そんな私です。 私の言葉たちが 誰かの心に届いて 響き渡ってくれればいいなと思います。 まんまるな私を綴ります。(基本 週末ノートお休み人です…笑)

マガジン

  • 俳句幼稚園 ~弐~

    • 2,252本

    ⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘口・ふつう・辛口)希望』の書込みは任意。⚜️ 超初心者は、🔰マークを俳句につけて下さると有り難いです。🔰マーク基準 : これまでの投句数0〜30句程度(個人判断)🚫誹謗中傷等の発言や、一方的な意見押しつけ、相手の気持ちを推し量れない方には、マガジン退出、コメント自重をお願いすることがあります。 ⚜️退園時は、ご自身のアカウントで「マガジンから脱退する」ボタンを押下願います。⚜️《運営》白・なごみ・橘鶫・中岡はじめ・よねとも ・卯月紫乃 ⚜️責任者&問い合わせ先:卯月紫乃 ⚜️ヘダー画アポロ ラブ&ピース '23.11.

  • 俳句幼稚園 ~壱~('22.11.6.まで)

    • 7,105本

    '22.11.7.より、新マガジン「俳句幼稚園~弐~」へ移行いたしました。

  • 七田の コラボ/応募作品

    七田を知るにはこちらから。ショートショートが私を知る手っ取り早い方法です:)。 素敵なノーターさんたちとのコラボレーション作品集。 勝手にコラボ作品もあります。(笑) 沢山の素敵を 沢山の方々とつなげていきたい私です。

  • 写真を使ってくれて ありがとう

    私の「みんなのフォトギャラリー」を使用してくださった方の記事を載せるマガジンです:):) 皆様 使ってくれてありがとう:):)。

  • 七田苗子の宝箱

    私の好きを集めるマガジン。 作り方 これでいいのかしら…ちょっと不安。(笑)

最近の記事

Dekoさん『花吹雪のアサシン』のスピンオフ:【花吹雪を知る男】

Dekoさん作品『花吹雪のアサシン』 (↑↑↑ Dekoさんの作品へとリンクされております) 5/3更新:ひよこ初心者さんが『花吹雪のアサシン。のスピンオフのスピンオフ』を書いてくださいました! (↑↑↑ ひよこ初心者さんの作品へとリンクされております) Dekoさん作『花吹雪のアサシン』ースピンオフ作品: 『花吹雪を知る男』 「自殺すんのかぁ…」 疑問でも、驚きでもない、サラリと聞こえた台詞に僕の肩が飛びあがった。 誰もいないことを確認したはずの海辺の丘。まだ明け

    • 新生活『20字小説』x5作品

      なんと…6ヵ月ぶりのログイン七田です。 生きております。。。(笑) と早速、見つけてしまいました。企画…ふふふ。 何個もオーケーという事で…運転中に考えたものを。。。ここまで休んでいたから、勢いで。 ●「予感」 ●「アパート」 ●「降機」 ●「Figure」 ●「祖父になる日」 久しぶりの創作ですが、皆さんの心を射止めた小説はあったでしょうか? 「20文字の小説」 あくまでも「小説」という所で、少しばかり考えさせられました。 なので、5作品すべて、「る」

      • 『白オオカミの教え』:ウミネコ文庫‐童話(1397文字)幼児ー小学校低学年向け

        はるか西の彼方。 透き通る川が流れ、緑が生い茂るその場所で 白オオカミたちは静かにくらしていました。 自分たちが食べられるだけの食料をとり、 ほかの動物がおびえずに水を飲めるよう そっと身をひそめて、待っている。 白オオカミたちは優しい部族でした。 そんな白オオカミたちに牙をむけてきた者がいました。 北の黒オオカミの部族と 南の銀オオカミの部族です。 なわばりを広げようと黒オオカミと銀オオカミの戦いが始まり、 それは白オオカミの住む西の土地にまで広がったのです。 争いを

        • 『伊豆の舞妓』:ピリカ文庫/創作大賞

          目に見えぬはずの歪みを闇に感じる程の生ぬるい風を受けながら、私は旅宿の二階部屋にて窓の格子に寄りかかり目を凝らしていた。時折聞こえる蛙の声が薄暗い部屋にこだまする。時刻は後小一時間ほどで午前零時を回る。傾く朧月に目を配り、浴衣を鼓動で揺らす。何処までも続く闇の中にほんのりと菖蒲の彩が浮かび上がると、カラカラと鳴り響いていた蛙の声が一瞬にして消えた。私は息を殺し、ごくりと咽を鳴らす。次第に大きくなる彩が旅館を灯す電燈に照らされ、初めて和傘の形がくっきりと闇に咲く。その刹那、傘の

        Dekoさん『花吹雪のアサシン』のスピンオフ:【花吹雪を知る男】

        マガジン

        • 俳句幼稚園 ~弐~
          2,252本
        • 俳句幼稚園 ~壱~('22.11.6.まで)
          7,105本
        • 七田の コラボ/応募作品
          69本
        • 写真を使ってくれて ありがとう
          320本
        • 七田苗子の宝箱
          32本
        • 俳句でぽん
          39本

        記事

          『とまった先に』:春ピリカ1200文字

          紫がかった空を真っすぐにさすその指を 放っておくことが出来なかった。 無言の助けを求めているようで。 子供達のはしゃぐ声の響く公園に、その青年はいつもいた。ただぼっと遠くを見つめる彼は、微動だにせずに隅の木陰に座る。走り回る子供達は誰一人として、彼の事を気に留めてはいないのだろう、それほどに彼の周りだけの時間が止まっているように思えた。毎日毎日同じ場所に座り続けている彼は、時にそっと地面に咲く花に触れたり、ふと揺れる木の葉に目を向ける。 いつから彼がこの公園に来ているのかも

          『とまった先に』:春ピリカ1200文字

          1分ショート【空飛ぶ金魚】:「咳をしても金魚」お題

          ー 咳をしても金魚。悔しがっても、泣いても僕は金魚以外にはなれないんだ。 ガラス越しに金魚は魔女を見つめます。掃除をしている時、料理をしている時…くしゃみをするたび魔女は、ポンと黒い煙に包まれ姿かたちを変えるのです。時にはカエル、時には鹿にも変身します。「花粉だね」魔女は金魚鉢に向かってニカっと笑っては、魔法の杖を一振りすると仕事に戻ります。 金魚が水面に目をやると、黄色い花粉がぷかぷか浮いているばかり。吸い込みたくても吸い込めません。一度でいいから空を飛んでみたいのに…

          1分ショート【空飛ぶ金魚】:「咳をしても金魚」お題

          Lilac杯俳句:勝手に七田賞

          Lilac杯…3月末からノートをお休みしていた私にとって、締め切り直前スレスレ参加になってしまい、埴輪のようになっておりました。 こんな私に今更ながら出来る事は…これしかない!! ということで、勝手に七田賞を出させていただきます:) 復帰直後これがノートを開くのが3回目という事で、どんなに仲の良いお友達でも、応募俳句をお伺いしておりません!!! 以前の大会で審査員をご一緒されてもらった方々の作品もどれか分からない状態でのブラインドで選ばせていただきました。 コメントを一通

          Lilac杯俳句:勝手に七田賞

          Lilac杯:俳句

          ご無沙汰してしまって申し訳ありません。 あっと言う間に4月も後半に入ってしまい…はっ!!!っとしたら ライラック杯が締め切りまじかに。 一か月以上ぶりのノートで、まだお知らせにも追い付いていないのですが Rira杯です。。。出させてください:):) 以上3句ですが。。。春の季語を考えていたら出来た物をおまけで。 重ねゆく祖母の思ひ出垂るる藤 Riraさんへ。ライラック杯のホストをやっぱり詠まないと。ふふふ。今回お手伝いできなくて本当に申し訳ありませんでした。(季語:藤)

          Lilac杯:俳句

          XUさんxゆっずうっずさん企画作品『i x i = -1』

          滑り込みで申し訳ありません。 お約束通り、XUさんの企画に参加させていただきます:) 【企画:#あなたの温度に触れていたくて】 これはXUさんの企画に出されたたくやぐみかんぱにーさんの 『√ー1』の対物…とはいかないまでも、共鳴できる作品になっていればという繋がり作品です:)なので、是非読んでみてください:) ーーーーーーーーーーーー 『i x i = -1』 形があって手に取れるもの 形がなくても信じられるもの この世には 様々な愛が溢れてるのに 私はどこかで 「信

          XUさんxゆっずうっずさん企画作品『i x i = -1』

          申し訳ありません。 先週から三男が…今週から二男が…40度の高熱と酷い咳で 七田、介抱中です。 バケツと水枕をもって走り回っております。 コメント返しもちゃんとできていないのですが、 可愛い我が子達を優先させていただきます。 皆さまは笑顔で過ごしていてくださいね:) 七田

          申し訳ありません。 先週から三男が…今週から二男が…40度の高熱と酷い咳で 七田、介抱中です。 バケツと水枕をもって走り回っております。 コメント返しもちゃんとできていないのですが、 可愛い我が子達を優先させていただきます。 皆さまは笑顔で過ごしていてくださいね:) 七田

          【INUI教授プロジェクト】最終回     第四章 まとめ:『Conclusion 』

          ここまでの話を振り返ってもらいたい… 多分「納得の行かない展開」が所々にあったと思う。が、特にいままで太字で書かれた場所は、このプロジェクトを七田視点で解いてゆく上での重要ポイント・要素を示している部分である。 今からここで皆の納得を得られる事が出来れば嬉しいので、最後まで読んでもらい意見を頂ければ光栄に思う。 (追記あり) ●【まとめ】:『Conclusion』● 行動科学。。。私はこのプロジェクトをこのような方面で説いてゆく事にした。が、これは「人間の行動を科学的に研

          【INUI教授プロジェクト】最終回     第四章 まとめ:『Conclusion 』

          【INUI教授プロジェクト】⑩     第三章 展開:『The Scene 』B(事変)

          小春は朝一に起きて、無表情で台所に立つと朝食の支度をし始めた。 木彫りの皿を並べ、竹で作ったコップを3つ手に取る。 ー あれ…一つ足りないな。 辺りを見回すと使用済みのコップが台の端に置かれていた。サッと溜め水でそれを洗い布で拭う。 プロジェクトを始めた年に、大きな大木を一人で根気よく削り上げ作った樽には誰かが作っておいてくれたお茶が入っていた。 そっと一つずつコップを茶で満たし、皿の横に丁寧に置いて行く。 外にある火起こし場で手慣れた手つきで火を起こすと、畑から掘り起こ

          【INUI教授プロジェクト】⑩     第三章 展開:『The Scene 』B(事変)

          【INUI教授プロジェクト】⑨     第三章 展開:『The Scene 』A

          夜になると小春はベッドの上でワナワナと身を震わす日々が続いていた。 ー 小人小人って!!そんなバカげた話で真の顔隠して、周りをかき乱して壊そうだなんて!!夏樹も夏樹よ!!あんなサイコパスに洗脳されて!!変なものが梅子に憑いてる?!笑わせるわ!!なにか取り憑いているのは冬音じゃない!!身に降りかかった苦しみは全部私のせいにして、それがあんたの解決策?ふざけるんじゃないわよ!!ずっと家族の虐待に耐え続けてきた私が自由を求めて何が悪いっていうの?!?18まで守ってきた恩があるのを

          【INUI教授プロジェクト】⑨     第三章 展開:『The Scene 』A

          【INUI教授プロジェクト】⑧     第二章 Assemble『文秋』

          【文秋2】 ー 冬音が。。。僕に。。。 魔法の薬が何なのか。。。そんなことは文秋にとってどうでも良い事だった。夏樹の話からすると、その矛先は梅子。でも… 文秋は蹴散らされた土山にも目もくれず、咄嗟に野原を駆けだしていった。 広大な敷地内を止まることなく進み、文秋は外壁がそびえ立つ端に辿り着いた。 息は上がり、額からはぽたぽたと汗が流れ出る。北側の外壁に沿ってゆっくりと歩く。 1,2、3…柱を数えながら。。。 24本目の柱でふと足を止めたと思いきや、文秋は柱の足元にある草

          【INUI教授プロジェクト】⑧     第二章 Assemble『文秋』

          【INUI教授プロジェクト】⑦     第二章 Assemble『夏樹』

          集合 【夏樹2】 ー くそっ!!何だって小春さんはあんなに変わっちまったんだろう!! 確かに小春のオーラの色はくすんでいたが、自らのくすみを棚に上げながら夏樹は眉を寄せてばかりいた。 毎日の様に作り続けていた枝編みの野球ボールも、夏樹が冬音との時間を長らえて行くたびに数を減らし、今では今まで作り上げられたボールでさえも見当たらない。 小人を語る冬音の真っすぐな姿勢を目にするたびに、夏樹は自らを冬音に重ねて行った。 そう…”プロ野球選手を目指す心”は、いつしか、”小人を探

          【INUI教授プロジェクト】⑦     第二章 Assemble『夏樹』

          【INUI教授プロジェクト】⑥      第二章 Assemble『冬音』

          集合 【冬音2】 「雄のくせに…梅子って…」 それは冬音が参加して間もない時の事…。 冬音は餌を片手に持ち、しっぽを振りながら見上げる梅子を冷たい目で見下ろしていた。 「私を地獄の底に突き落としておいて、偽の「梅子」を可愛がるなんて。。。!!」 小春が家から居なくなってから徐々に家族の鬱憤は溜まって行き、それが全て冬音に向けられるようになるのに時間はかからなかった。 暴力を受け、ただの性欲の捨て場となった冬美は、家に戻ることのなかった小春に「裏切者」のレッテルを勝手に

          【INUI教授プロジェクト】⑥      第二章 Assemble『冬音』