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結婚しなくても母にならなくてもいい時代に

結婚しなくてもいい、母にならなくてもいい時代に母になる事を選んだ私と、この話が目に止まったあなたへ。

5歳と1歳の母をしているナナエ(30代後半•東京都)と言います。

このnoteは、ママ•女性の心とカラダの悩み、子どもの話、育児や家事など「もし同じ悩みで困ってる人がいたら、その人の気持ちが楽になるといいな」と思って始めました。

私は編集•ライターの仕事をしていますが、専門的な資格もないので、ああだこうだ言ってても個別の事象として気軽に読んで貰えると嬉しいです。

結婚も出産も自分で選べる時代で

小さい頃から少しずつ少しずつ積み重なってきた「女性に生まれたからには、結婚して子どもを産んで育てるのが当たり前」という自然の摂理のような洗脳にまんまとハマって、気づけば子どもは2人。母歴は5年目を過ぎようとしています。

昔ゼクシィのCMで「結婚しなくてもいい時代だけど、あなたと結婚したい」というメッセージが私にはとてもいい意味で衝撃的でした。

私の両親は、育児に全く関わろうとしなかった父と家事•育児•パートを全部こなす毒舌で几帳面な母でした。

私は親戚の中で唯一の女子だったので、ザ・昭和マインドの両親から結婚も出産も当たり前にするものだと、他の選択肢はないかのように育てられました。

自分の両親のような家庭は作りたくないが、いつも孤独を感じていた私は自分で家族を築き上げることになりました。

女性ばかり「結婚はまだ?孫はまだ?」と言われる謎

高齢者や親世代から
「結婚はまだ?」
「孫はまだ?」
と言われたことのある人は、いるのではないでしょうか?

もちろん私も20代後半になるにつれて、実母を中心に言われる様になりました。

その言葉に、ココロのどこかでチクリとしながらも笑って返していたように思います。

もし自分が男性だったら言われなかったかもしれません。

男性は歳をとった方が魅力的。
女性は若ければ若いほど価値がある。

世の中にはこのような考え方が残念ながら、まだ残っています。

その年ならもう結婚(出産)しないんでしょ?

最近読んだ本で『女性を閉じこめる「ずるい言葉」』という本があります。

  • 子どもがいないからできることだね / 子どもがいるとできないよね

  • 女性ならではの視点

  • 若い女性に入れてもらったお茶は美味しい

  • その年なら結婚(出産)は諦めてるんでしょ

一度は言われたことがあるような言葉がたくさん書かれていました。

女性だからといって押し付けや軽視されるような言葉に傷つけてられないための考え方が本では紹介されていました。

私の子どもは2人とも女の子なので、将来同じような言葉で傷つくかもしれない。そんな時にこの本のような考え方を知っていてくれるだけで、きっと役に立つのではないかと思っています。

もう使えない子宮と暮らす

これは私のエピソード。

私が次女を出産した2022年は45歳くらいの方が3人も都内でご出産されたそうです。

産科の先生から「まだ産めるよ!」と言われましたが、産後初の生理がすごく出血量が多く調べて貰ったら、子宮腺筋症という子宮が大きいまま戻らない病気になってしまいました。

子宮は風船のように膨らんで縮むので、2回目は一度使用済みの風船をまた膨らませたようになります。なので戻りも悪く痛みも強くなることがあります。

「もう2人産んだし私の子宮はよくやったよ」
と労いながらPMSにも効くピルを飲んでいます。

産後、月経前後のイライラや不安定な気持ちになる方はぜひピルを試してみてほしいですがその話はまた今度…。

おわりに

私の友だちたちは結婚もせずパートナーもおらず、趣味や仕事などで充実して暮らしている人が多いです。

「結婚すれば、出産すれば、経験値が増えて視野が広がる」と言った義父は、当時育児をしない父であったそうです。

誰と一緒にいるか
もしくは
誰と一緒にいないか
を自分で選び、進む時代になったように思います。

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