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待ちに待ったルンドカーニバルがやってきた!

Hej hej! It’s nana 🌈

先週末の5/20〜5/22は待ちに待ったルンドカーニバルでした!

特に今月はエーランド島への合宿もあり、あっという間に今月末になってしまいました!

パレードのお手伝いをしていたため、いわゆる「カーニバル」を楽しむことはあまりできませんでしたが、ボランティアとして楽しむことができ、とても大切な経験になりました!

そんな4年に一度しか開催されないルンドカーニバルとボランティアを募集するイベント Uppropet については違うブログに載せたので、ぜひそれを読んでからこのブログを読んでください!↓

5/20: ルンドカーニバル1日目

私が担当したパレードはカーニバルの2日目と3日目に周るため、カーニバル1日目は準備で大忙しでした!

作ったパレードの飾りをトラックに乗せなくてはいけないため、チーム全員でお手伝いしていました。

↑ この白いテントがパレード建設のテントなのですが、この日は予想以上に大きいトラックが並んでいてビックリしました。

↑ ハシゴがないと登れないくらい荷台の高いトラック。

パレード係で何のお手伝いをしたか具体的に次回載せようと思っているので、お楽しみに!

この日はクラスメイトと夕方からカーニバルに行く予定を立てていたので、少し先に抜けてカーニバルに行ってきました!

夜7時くらいに到着したのですが、すごい人の数でカーニバルに入るだけでも結構並びました!

さらに後からカーニバルのお手伝いをしているボランティアは優先レーンがあることに気付き、少しチーンとなりました笑。

この日はヨーロッパで大人気の Eurovision といわれる毎年恒例のヨーロッパの音楽コンテストにスウェーデン代表として出ていたアーティスト Måns Zelmerlöw のライブがあったこともあり、たくさんの人が来ていました!

私のクラスメイトは5時に入場して、先に場所取りをしてくれていたのに後方のポジションでした笑。

混雑し過ぎていて電波すら届かない環境の中、奇跡的に合流できた私たち強し。

ちょうどライブパフォーマンスを見ていた場所の真横にホットドッグスタンドがあったので、ホットドッグを買ったのですが、これまた人がいっぱいで待つこと30分…笑。

空いてきたからと前の方に動こうとするものの、やっぱりここもすごい人。

ライブパフォーマンス終了後はクラスメイトとカーニバルを周りました!

カーニバルなので様々な売店やミニゲームがあるのですが、どこもかしこも大行列なので並ぶ気にすらならなかったです笑。

↑ ミニゲームを遊ぶ場合はこのコインに両替しなくてはならないそうで、私もコインを買おうとしたのですが、夜7時に着いた私にはコインが一個も残っていませんでした泣。

↑ ブリトニースピアーズが話題になっていたここ2年。代表的な歌詞 “Hit me baby one more time” の “HIT” と #freeBritney をかけた人形を撃つゲームがありました!

↑ これまた今年話題になったアカデミー賞で起きたウィルスミスのパンチ問題を元にしたミニゲーム。

↑ ポップカルチャーをテーマにしたミニゲームもある中、ハムスターをテーマにしている可愛いミニゲームもありました!

他には Netflix の大人気作「イカゲーム」を元にしたミニゲーム謎解き脱出ゲームなど色々なミニゲームがあったのですが、これら全てルンド大学の生徒のアイデアなのです!

帰る前にカーニバルグッズを販売しているお店に寄ったのですが、ここでも30分並びました笑。

その次の日にはほとんどのグッズが完売したという話を聞いたので30分並んだ甲斐がありました!


5/21: カーニバル2日目

この日はパレードのある日なので、朝7時半に建設テントに向かってメイクをしてもらいました。

私たちのパレードのトラックのテーマは「パンデミックで中止になった卒業式」だったので、コロナウィルスを頬に描いてもらいました笑。

早朝からメイクに来るとパレードが始まる頃には全員疲れてしまうため、9時半からはDJが来て爆音で懐かしい曲を流していました笑。

11時になるとパレードチーム (総勢なんと約1,000人!!) 全員で一緒にこっそりルンドの裏道を歩いてトラックの待っている通りまで向かいました!

12時から点検のようなセキュリティチェックがあり、誰がトラックに乗って誰がトラックの横で歩くかなどを決めていきます。

13時から待ちに待ったパレードが始まりました!

2時間ちょっとかけてルンド中心部を周るのですが、想像以上の人々がパレードを見に駆けつけてきていて「さすが4年に一度だけ開催されるカーニバルだな」と思いました笑。

プチ雑学なのですが、このルンドカーニバルはなんとオリンピックに続いて世界で2番目に大きいボランティア・イベントだそうです!

↑ Instagramで私たちのトラックの写真を見つけたので、撮ってくれた人にメッセージを送って写真を送っていただきました!

↑ 友達が撮ってくれた写真です!手だけ見える身長の低い人が私です笑。

私たちのトラックは「コロナで潰れてしまった卒業式」がテーマでしたが、他には私はとっくに忘れていた「スエズ運河」「デンマークのミンク問題」「マッチングアプリでよくいる痛い人」「ワクチン拒否する人」などをテーマにしたトラックもありました!


5/22: カーニバル3日目

本当はこの日もパレードに出る予定だったのですが、テストまで1週間もないというのにテストに出てくる範囲がまさかの変更になり、勉強し直しという最悪の状況になってしまったのです。

\ 今になってそれ言う?! /

カーニバルをお手伝いしていた私のクラスメイトは「それひどいよ…。」と全員絶句していました笑。

そんなこんなで出る予定だった2回目のパレードは断念してこの日はずっと家で勉強していました。

この日の夜はカーニバルのナイトクラブにパレードチーム全員で行ってお祝いしようという話になっていたのですが、これも行くかすごく悩みました。

そこでパレードチームの1人が言っていた名言 (迷言?)を思い出してお祝い会に行くことを決めました笑。

「追試はあるけど、追カーニバルはないんだよ」

そんなこと言われたら勉強するモチベーション無くなるじゃん!!と思うほどド正論。

テストの範囲が変わったからと軽いパニックになっていて勉強しなきゃ!と焦っていたけれど、カーニバルも楽しまなきゃ!と気づき、危うくカーニバルの思い出がないまま終わるところを免れました笑。

そのナイトクラブはほとんど全員の人が行きたいため、ボランティア優先でチケット販売があり、1日2,000人限定でしか入ることができないのです。

それなのにも関わらず、入るのに大行列になると聞き、私のグループは夜11時から並びました。

それでも待つこと2時間、夜中1時にやっと入ることができました笑。

Uppropet が行われたお城で開催される3夜限りのナイトクラブなのですが、4つの部屋に分かれていて、動画の部屋はその中でも一番大きい部屋で、私たちの世代が熱唱することのできる懐かしい曲ばかり流れていました。

正直このナイトクラブへのチケットの値段にしては残念だったけれど、同じパレードをお手伝いした仲間たちと一晩ずっと踊ったことは良い思い出になりました。



テストで思いがけないことが起きたり、予想以上の人の数でホットドッグを食べることしかできなかったりと「カーニバル」自体を満喫したとは言い切れませんが、お手伝いを思い切ってやると決めたことが大切な思い出につながりました。

やっぱりカーニバルを楽しむだけの楽しみ方とボランティアで達成感を感じる楽しみ方では全然違ってくると思うので、一切後悔はしていません。

Uppropet で一緒に並んだクラスメイトはテストを優先してボランティアを途中で辞めたのですが、私は最後までやり通すと決めていたので、それがこんなに良い思い出に繋がって本当に嬉しいです。

昨日テストを受けてきたのですが、今までで一番勉強していないテストにも関わらず、一番リラックスして受けることができて「これで追試でもカーニバルのことを考えると仕方ないな」と思うことができました。

↑ テストの前夜はジョニーデップの裁判の中継動画に没頭するほど余裕こいてました笑。

次回は具体的にパレード係として何をお手伝いしたかをまとめたいと思います!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

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