文目さんの事で突然思い出したので書いとく。

文目さんは、いつも煙管をふかしてる女郎さんで、私の前世記憶からの人格さんなのだけど、今日なんとなしタバコ買ってみたらまぁなんかタバコに思い入れのある人たちが騒ぐ騒ぐ。

で、文目さんも珍しく昔を懐かしんだのか、突然思い出した。

引手茶屋(花魁と逢う前段階でお客が利用する場所。ここでお金を落とさないと花魁には逢うことすらできなかった)までお客を迎えに行く時に、文目さんは後に花魁道中と呼ばれる盛大なお迎え行事を経験してらした。

おそらく時代的にはもう道中はあまりなされてなかったはずで(お金がかかるから)、なのでてっきりしなかったのかなと思ってたのですが、。

高下駄で八文字を描きながら歩く。
その時に蹴りあげる着物の裾の合わせをいかに綺麗に美しく魅せるかに彼女はこだわりと誇りを持ってた。

ふわっとね、舞うのです、裾が。
もちろん西洋のドレスのようなふわふわ感はないのだけど。
彼女は蝶の羽をイメージして蹴り上げていたみたいです。

それを美しいと感じるか、下品であると感じるかは人それぞれだったのだろうけど、とにかく彼女はそこにこだわりを持っていた。

と、言うことを突然映像と体感として思い出してプチ興奮気味なので書き込み書き込み。

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