マガジンのカバー画像

異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖に【まとめ】

44
長編【完結】
運営しているクリエイター

記事一覧

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」1

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」1

1‘

○「ふん!ふん!ふん!」

俺の名前は黒石〇〇…どこにでもいる平凡な中年会社員だ

少し違うとしたら、俺の家は黒石流剣術の家元だ

俺も小さい頃から教え込まれていた為、今では免許皆伝だ。

2‘

そんな俺の日課は毎朝、仕事に行く前に剣術の修練をすること

○「ふぅ…もうこんな時間か…」

お風呂に入って着替えないと…

○「しくったな…遅刻しそうだ!」

俺は会社に間に合うように走って行

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」2

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」2

1‘

佑美「ここで好きな武器と防具を選んで」

○「あぁ…え…っと佑美さんだったかな?」

佑美「自己紹介が遅れた、【白狼隊】副隊長・若月佑美だ」

○「若月さん」

佑美「佑美でいい」

○「佑美さん」

佑美「隊長は強いぞ?」

○「だろうな…言葉に乗せられた殺気は少量ながらすごかったよ」

2‘

佑美「へぇー、あの殺気に気付いたんだ…〇〇の世界では戦いなんてないのだろう?」

○「まぁ、

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」5

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」5

1‘

この異世界に召喚されてから2週間が経った。

俺には2人の嫁ができた。

2人とも部隊の隊長2人だ。

あと、この国の女王と婚姻を結んだらしい(知らぬ間に)

2‘

ただ、俺はこの国での階級は凖男爵扱いらしく

貴族…最低でも侯爵じゃないといけないらしい

どうやら女王は何かを企んでるらしい。

とりあえず好きに過ごせとのことだ。

3‘

奈々未「武具屋に行くわよ」

○「武具屋?なん

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」6

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」6

1‘

一実「はっ…!」

“キンキン!”

開幕速攻で斬りかかる一実。

○「おっと…」

一実「この技を受け止めますか」

2‘

○「この技…」

一実「本当に戦いのない世界から来たのですか?」

○「確かに戦いのない世界からきたさ」

一実「強い…」

○「貴女もな」

3‘

一実「それにしてもいい刀を持ってますね」

○「貴女こそ…その刀…菊一文字だな…」

一実「よく知っていますね」

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」7

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」7

1‘

“チュンチュン”

○「朝か…てか…体が動かない…」

それもそのはず、〇〇の右腕には奈々未

左腕には一実、〇〇の上に七瀬がいる。

2‘

○「3人とも起きてくれ」

一実「ぅ…ん…おはよ…」

○「一実、おはよ、2人を起こしてくれ」

一実「なぁちゃん…起きて」

七瀬「…お…は…」

3‘

○「奈々未、起きろ、今日は全体訓練だろ」

奈々未「…わかってるわ…」

3人は起床して各

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」8

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」8

1‘

○「さてと…行くか」

佑美「よろしくお願いします」

○「なんで敬語なんだ?」

佑美「一応、貴方はこの隊の隊長ですから」

○「いつも通りでいい」

2‘

佑美「そう?ならいつも通りでいかせてもらうわ」

純奈「そろそろ行きましょ」

○「そうだな」

〇〇達は黒き森に向かう。

3‘

ーーーーー

4‘

さくら「見えてきました!」

○「名前の通り、黒いな…」

和「黒き森です

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」9

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」9

1‘

あれは…俺が25歳の頃だった…

俺には5歳離れた妹がいた。

両親は既に他界している為、2人で暮らしていた。

俺はいつもより帰宅するのが遅くなる事になった為

妹に連絡したが返信が返ってこない

2‘

いつもならすぐに返信がくるから不思議に思ったが

気づいてないだけだと思っていた。

俺は仕事が終わり、家に帰宅した。

“ガチャ”

3‘

○「ただいま〜…日奈…?」

俺は家に着

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」10

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」10

1‘

オーガ「がぁぁああ!」

あやめ「私が盾になります!」

あやめは大楯を構えて、オーガの前に立つ。

オーガ「がぁぁぁあ!!」

大楯を殴りつけるオーガ

2‘

和「そのままヘイトを取っていて!」

オーガに斬りかかる和。

オーガ「がぁぁぁあ!!」

さくら「っ…」

2人の戦いを見ているだけのさくら。

3‘

○「どうしたんだ?」

さくら「い、いえ…」

○「戦わないのか?」

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」11

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」11

1‘

麻衣「よくぞ、戻った!」

女王の前で調査隊が膝をつく。

○「調査隊、ただいま戻りました」

麻衣「ふむ!で、調査結果は?」

2‘

○「佑美、説明を」

佑美「はい、ブラックフォレストの奥地には本来いるはずのないオーガがいました、ブラックウルフが群れをなして人気が多い所に出てきたのはそのためかと」

麻衣「ふむ…オーガか…」

○「そのオーガを討伐したのは井上【上級騎士】、遠藤【下級

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」12

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」12

1‘

奈々未「じっとしなさい!」

一実「隅々まで調べるよ!」

七瀬「無茶しすぎやで!」

○「わかったから!自分で脱ぐ!」

どうやらオーガ戦での事を聞いた3人は俺を脱がして

傷がないか確認したいらしい。

2‘

○「どうだ?怪我なんてないだろ?鈴木さんが回復してくれたからな」

鈴木さんは【天使隊】に所属していて

入隊条件はスキルが回復系なのが条件なのだ。

奈々未「なら安心したわ」

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」13

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」13

1‘

ミノタウロス「ぶもぉぉぉ」

○「くっ!」

飛鳥「〇〇さん!!」

くそっ…油断した…

渓谷に落ちていく〇〇。

2‘

ーーーーー

3‘

−数日前ー

○「ケヤキ王国に隣接する渓谷付近の調査?」

飛鳥「そうです」

奈々未「そこに出現するはずのないミノタウロスが多数目撃されているらしいの」

○「それで俺がその調査を?」

飛鳥「そういうことです、以前の功績もありますし、今回は

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」14

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」14

1‘

○「はぁ!」

“カラン!”

○「くっ!多すぎる!!」

無数のスケルトン

2‘

○「こういう相手には聖属性が有効なんだろうな…」

俺は谷底で無数のスケルトンの相手をしていた。

○「しかし…かれこれ2時間は相手してるぞ…どんだけいるんだ」

そろそろ体力の限界だ…

3‘

?「伏せて!!」

いきなり頭上から声がする。

声の指示通りに伏せる。

?「スキル!『聖矢の導き!』」

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」15

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」15

1‘

美彩「ここが地上に続く道よ」

○「それであれがヒュドラか…」

美彩「そう…解毒薬がない状態での戦闘は正直勝ち目はないわ」

○「解毒薬は作れないのか?」

美彩「作れるけど材料は地上よ」

2‘

○「…仮に解毒薬があったとしてあいつに勝てる勝率は?」

美彩「そうね…貴方1人でに場合は40%かしらね」

○「美彩となら?」

美彩「…現状の武器なら50%」

○「美彩が入っても五分五

もっとみる
「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」16

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」16

1‘

○「どうして、七瀬達が…」

七瀬「そりゃ」

奈々未「自分の旦那が」

一実「危険な目に遭ってるなら」

絢音「助けに来るのが当然ですから」

2‘

○「お前達…」

奈々未、七瀬、一実、絢音、飛鳥、遥香、深川さんがいた。

深川「お話は後でね、まずは目の前の敵に集中して」

全員「了解!」

〇〇と深川以外のメンバーがヒュドラに攻撃を開始する。

3‘

深川「回復するね」

○「お

もっとみる