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副業で市場に触れにいき、会社の外の世界を知る


完全フリーランスという立場ではなくなり、平日週5日、会社に通う生活が先月から始まった。分からないことだらけの新人のため、はじめは右往左往しながら仕事をこなしていたが、少しずつ職場の雰囲気や、仕事の進め方にも慣れてきて、少しだけ自分の日常を俯瞰して見る余裕が出てきた。


会社に働きに行く生活が始まり、気付いたのは「常に自分の市場価値を意識しておく」ことの重要性だった。仕事をこなしてお給料を貰い、少しずつ生活の満足度が上がるのはもちろん良いことなのだけれど、小さな目標をこまめに設定し、ちょっとずつでも自分を成長させることが、会社勤めをしている状態の時、尚更重要なことに気付いたのだ。会社勤めは気を抜くと自分の労働が市場と繋がっていることを忘れてしまう環境だから。何も考えずにお給料を貰う状態になってしまうのは、とても危ない。


市場を意識して働くようになったのは、フリーランスとして働いた時からだ。市場と直接繋がって働いた時、常にスキルアップを意識すること、また市場全体から自分の立っている位置を俯瞰して確認することの大切さを痛感した。市場価値がそのまま収入や仕事の質に繋がる経験は、会社勤めだけでは得ることができない。


インターネットを利用すれば、新しいスキルの勉強も簡単に始めることができる。会社で安定した給与を得ながら、副業で自分の市場価値を確認したり、スキルアップの学習をするのは、精神衛生にもとても良い。


どこで働いていても、大切なのは自分の市場価値を把握しておくことと、他にどのような職場・働き方の選択肢があるのか知っておくことだと思う。現状を把握しているからこそ、次の目標を設定できるし、他の職場・働き方の選択肢を知っているからこそ、今の自分の職場を俯瞰して見つめられるから。


「この会社しか自分が働ける場所はない。」「こんな職場よりももっと良い会社があるはずだ。」と、極端な見方に思考が偏ってしまうのを防ぐためにも、自分の手元にはどのような選択肢が残されているのか、またその中からどれを選択するのが最善なのか、落ち着いて俯瞰した目線で考える癖をつけたい。










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