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すごろくノート術はドラえもん!?

こんにちは、エミリーです。

久々にnote更新します。きっかけは大好きなノート術「すごろくノート術」のマスター講座を受講したからです。

「すごろくノート術」って何?

そんなふうに思いますよね。
すごろくノート術は、女性企業支援コーチの原麻衣子さんが考案したノート術です。

ボードゲームのすごろくと同様、スタートとゴールがあり、1マスずつ進んでいきます。
でもボードゲームと違い、サイコロは使わずに自分で1つずつ書くことで進んでいきます。

ノートとペンがあれば誰にでも簡単に書けます。
ノートとペンがなくてもスマホのラインアプリでも書けるので場所を選びません。

そんなすごろくノート術がなぜドラえもんみたいかと言うと、
【悩み事→それを解決する道具】のようにさまざまなすごろくノート術があるからです。

具体的には、
① 朝に心と体の整理をしたい→「デイリーすごろく」
② イライラモヤモヤを解消したい→「ブラックすごろく」
③ 夢を叶えたい→「妄想すごろく」
④ 自分や相手の行動を促進したい→「行動すごろく」
などがあります。

すごろくノート術ワークショップとすごろくマスター講座を受講して、
そんなすごろくノート術について深く知ることができました。

そこで、それぞれのすごろくを取り入れて変化したことを書いていこうと思います。

① 朝に心と体の整理をしたい→「デイリーすごろく」

ある日のデイリーすごろく


朝に思っていることをノートに書き出すのが良いということは知っていたので、
自由にノートに思ったことを書くようなスタイルで感情をノートに書いていた時期がありました。
ただそのやり方だと数行書いて終わり、段々とToDoリストになっていました。
あまり自分にフォーカスできていませんでした。

でもすごろくノート術は、スタートで今の状態を意識して、今日の終わりにどうなりたいかを考えるとそのゴールに向かってどういうふうにマスを進んだらいいかを考えられます。

心と体の状態を数値化するのも良かったです。
客観的に自分の状態を見れました。
しかも例えば3点だとしたら、1日の終わりに10点まであげなくていいんです。
だって1日であと7点あげるのはかなりしんどいですよね。
でも「プラス1点するにはどうすればいいか?」ならできそうですよね。
好きな飲み物を飲むことやストレッチすること、ゆっくりお風呂に入ることなど簡単なものでOKです。

私はちょっとした自分の希望をあまり自分に許していませんでした。
「カフェで勉強したいけどお金がかかるからやめよう」、
「こっちの方が食べたいけど高いからやめよう」、
「このノート気に食わないけど買っちゃったから最後まで使おう」
別に誰かに言われたわけじゃないのに無理矢理自分に制限をかけていました。

でも毎日デイリーすごろくを書いていて、
「自分の心地良いを優先していいんだ」と思えるようになってきました。
「どこで勉強したい?」と自分に聞いて「カフェ!」だったらカフェに行けるようになりました。
「どうしたらこのめんどくさい書類書きにやる気が出る?」と自分に聞いて「コーヒー飲みながらならできるかも!」だったらコーヒーを飲みながらできるようになりました。

自分に優しくして良くなったので、とても気持ちが楽になりました。

② イライラモヤモヤを解消したい→「ブラックすごろく」

イライラモヤモヤした時に今まで頭の中をグルグルしていて、全然気持ちが落ち着かないだけでなく、他の関係ない嫌なことまで思い出してさらにモヤモヤしていました。

じゃあ、ただノートに書き殴るだけでいいかというと、それもなんだかあまりスッキリしませんでした。
「ネガティブは書かない方がいいんじゃないか」とか
誰にも見せないのに「こんなこと書いたら人としてどうかと思われそう」という謎のブロックがかかっていました。

でもブラックすごろくの説明で
「ネガティブはあっても大丈夫」「自分が一番優しく聞いてあげて」「最後まで出し切ってOK」と言われて
なんだか安心しました。

子どもの夜泣きと自宅保育がしんどかった時に赤裸々に書いてみたら
私を心配して夫が子どもの面倒を率先してみようとしてくれていたことや
外の空気を吸えなくてモヤモヤしていたこと気づきました。

今までなら夫が面倒見ようかと言ってくれた時に、ためらう気持ちもあったのですが、「じゃあ、お願い♪」と素直に言えるようになりました。
そして、その間に1人で外に出てスッキリすることができました。

③ 夢を叶えたい→「妄想すごろく」

これは本当に奥が深くて、小さい夢から大きな夢まで色々叶えられます。

小さい夢だと「スタバの期間限定桜ドリンクが飲みたい♪」という夢を叶えました。
そんなの簡単に叶うじゃんと思われるかもしれませんが、
歩いて行ける距離にスタバがないし、車も持っていない、育休中で0歳児を連れて行くのも大変。
頭の中で考えていた時は「今年は無理かな…」なんて思っていました。

ところが妄想すごろくの時間に書いてみたら、
なんとその週末に叶いました(笑)
あっさり叶ってビックリするぐらいでした。

ノートに書いたのはこんな感じでした。
「スタバって家の近くだとどこにある?」→「●駅と○駅と」→「あ、今週末、●駅に長女と行くんだった」→「じゃあ、その時に早めに家を出たらどう?」→「次女(0歳児)はパパが見ていてくれるし、長女ならスタバで静かに座っていれくれるから一緒に行っても大丈夫」→「じゃあ、今週末に行こう」

これって夢を叶えるための作戦会議をしているような感じでした。
頭の中だけで考えているとどこまで考えているかわからなくなってしまい、堂々巡りになってしまいがちですが、ノートに書けば目で見てどこまで考えたのかが一目瞭然です。

しかも客観的に見ることができます。
人と話している間に良いアイディアが出ることがあると思いますが、そんな感じでもう1人の自分と作戦会議をしているような感じです。

④ 自分や相手の行動を促進したい→「行動すごろく」

別名ロードマップと言います。
手順をわかりやすく示して、スタートからゴールまで行動を促すことができるので、
一番ボードゲームのすごろくと近いものです。

料理の手順を書いたり、子どもの朝の準備などにも使えます。
私も子どもの朝の準備のロードマップを書きました。

それ以外にも保育園に行きたがらない子どものために、
「遊園地に行くためのロードマップ」を作って、毎日保育園から帰ってきたらシールを貼るすごろくを作りました。
毎日貼るのを楽しみにしてくれているので、長女の保育園に行きたくない気持ちが多少和らいだ気がします。

ここまですごろくノート術での変化を振り返ってみて思うのは、
このノート術の根底に困っている人を見捨てないドラえもんのように優しさがあるということです。

いろんな手帳やノート術を学びましたが、一番優しいのがこのすごろくノート術だと思いました。
「本当はどうしたい?」という本音を引き出すということがノート術の基本としてありますが、
私は今まで色々なことを我慢していたこともあり、なかなか本音が引き出せませんでした。

でもすごろくノート術では、「本当はどうしたい?」の手前の感情も書いていいのです。
例えば、「それってどういうこと?」や「ほかには何かある?」などの深めたり広げたりする質問をしていって全部出し尽くしてから「本当はどうしたい?」に行けばOKなのです。

また、「失敗はないよ、実験実験♪」や「『ちさこわ』だよ(ちゃんとやらない・最後までやらない・効果を気にしない・わざわざ時間を取らない)」という言葉に衝撃を受けました。
私は「失敗したくない」・「完璧にできないとダメ」・「ちゃんとしない自分には価値がない」という思いに囚われて自分で自分を苦しくしていました。
でも失敗してもいいし、無理にちゃんとやらなくていい、自分の気持ちを大切にしていいということをこのすごろくノート術を通して学ぶことができました。

自分のことってわかっているようで実はわかっていない、だからこそ自分の心の声を大切にしていく。
人生において超重要な学びができました。

ありがとうございます

エミリー

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