チェス盤の少女おもしろいよ!

noteの使い方がだいぶ分かってきました。こんにちは。七瀬作です。ふだんは外部サイト(小説家になろう、カクヨム、e.t.c)で小説を書いています。

書くことが!!! ないよう!!(※ビックリマークの文法を無視した乱用)とおもいつつ、でもよく考えたらありました。言いたいこと、伝えたいことがありました。

「チェス盤の少女」おもしろいよー! ということです。サム・ロイド氏の海外ミステリ小説です。13歳の少女イリサが、誘拐犯から己の身をまもり、脱出してお母さんのところに帰ろうとする小説です。

あらすじだけで、うーん、サスペンスの予感がしますよね……! ハラハラドキドキの本編でした。

彼女の鋭い観察眼と知性と勇気で、危機を切り抜けていくところが非常に読んでいて面白く応援したくなります。

生きて! イリサ! おねえさん応援してるよ! はやくイギリスの警察はイリサちゃんを見つけてあげろや……!(半ギレ)みたいに感情移入して読みました。まあ、そうそうに助かってはお話として成り立たないのですが。

でも警察がなかなか手がかりを掴めずに捜査が難航したり、誰が犯人か? という私の予想も2転3転と裏切られ、壮大などんでん返しや、えええ!? と声を出しそうになる意外な展開などがあり面白かったです。

イリサの「母に生きて会いたい」という部分の悲痛さには胸が痛くなりました。

結末には、愕然とさせられましたが、どことなくカタルシスのある爽やかな結末でもありました。

海外の至宝のダークミステリだとおもいます。
だいすき! これだか本を読むのは止められねぇなあ! とおもいました。

そんな感じです。

(年内にあと39本も記事、書けるかなあ……?)

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