「脳の10%神話 ー俺は本気を出していないだけ、ではなく、君はもうすでに全力だったのーあと左脳と右脳うんたらもないよの巻」
「人の脳はその10%ほどしか使われていないという・・・それが全て解放されたとしたら・・・・!!!!」
なぜか超能力が使えるようになっちゃう!!!!!!!!!!!
いやね、すげぇ頭良くなるとかならなんとなくわかるんですけど、100%とか解放されると、いきなり次元超えますよね?
脳というか脳科学的なことを話していたはずが、いつのまにかサイエンス領域を飛び出して、サイキックな話になる不思議!!!!!
ちなみにいろんなところで、言われているけど、とりあえず、思い出すエピソードは
超頭脳シルバーウルフ
です。
むかーし、土曜日の夜に 金田一少年の事件簿の後番組で、光一くんがこれが元ネタ的なドラマをやっていました(内容ほんまに全然関係ないけど!!)
で、まぁこの脳の10%神話は都市伝説なんですけど。
元ネタはどうやら、アメリカの広告っぽいですね。
じぶんはむかーし、この本でしったのですが、みてみたら、
Wikiで項目が生まれるくらいの有名なネタのようでした!
あれですね、電子レンジでチンされた猫のような定番都市伝説のよう。
なので、脳の潜在能力をうんたらかんたらーと言われたら、ほぼまちがいなく疑ってかかった方がいい!!!!!
潜在能力なんてない!!!! あるとすれば、、、、使い方だ!!!!
いやね、ほんま、もうほんとは10%くらいしかつかってくれてなくて、なんかスイッチをポンと押したら、うぉおおおおおおお!!! とかなってほしいじゃないです!
こんな感じで!!!!!
でも残念ながら、そうじゃないらしいっす!!!!
なんで広告でそう書かれたのかもわからんのですが、
「脳ってほんまよくわからんわー。この部分とかなんも意味なくない?」→「つかわれてないんちゃう? 無駄なん?」「そうなるとほぼ無駄やん」
→広告マン「へー」→それっぽいキャッチコピー →「俺たちのちからはこんなもんじゃない!!!!」
ってたぶん流れなんでしょうね!
自己啓発とかその源流のニューエイジ思想ともあってたんでしょうね。
「俺たちの能力はまだまだこんなもんじゃない!!!」的な。
それが個人の資質とか遺伝だったら、もうなんか、無理やんとなるところが、いや君たち そもそもきみたちはもっとできるねん、というのはすげぇ楽な責任転嫁というか、甘言だったんだろうなぁと思います。
個人的にはいわゆるジコケイハツ系って
●すでにそのチカラをキミは持っている! あとはそれを知るだけ!
●こんな俺でもできた!!! だから誰でもできる!!!
この2パターンだと思うんですよね。
なんでかっていうと、「これは選ばれた人しかできないんで!!!」とかいわれると萎えるよね!!
あとぜんぜん関係なくないけど、「むかしはほんと、だめサラリーマンでって言う書き出しなのに、よくよく読むと、入社数ヶ月で営業トップになったりとか、なんかふつうに良い大学でてたりとか、もうぜったいそれ、スタート地点でなんか才能の持ち物ちがうよ!!! てなることありますよね(読むけど)
でも、脳ってほんとうに100%使われているの? っていうことでいうと、常に100%使われているってことはなく、ほら? 筋肉も実は100%自力で発揮できないとか聞きませんか?
あれです。
あれです。
というか100%シナプスがフル稼働してたら、脳がぜったい焼き切れますよね。
PCのメモリとCPUがフル100%だったらだめなのを思い浮かべるといいかと。
ちなみに前述のフロイト先生の嘘 では、
右脳派・左脳派というのも論破されてますし、
前述の通り、脳は適宜必要に応じて、その領域が稼働するので、右脳左脳という稼働頻度に差が生じることはない(少なくとも今のところは証拠はない)そうです。
まぁ 感覚派 と 論理派 とかの性格があるのはいいとしても、それと右脳左脳は関係ないということなので、右脳派なんですよ! といわれると萎えるので困る(個人的に)
脳の力が全解放されて、好き放題する「脳力者」というエロゲーがあったのだけは、真実です。
まぁとりあえず、眠っている脳力はないので、あとは自分の使い方次第!!! だせ!全力!
ということで、今回はここまで! ではまた!!
最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy