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夏のお婆さん

婆さんは毎月一回、かかりつけの内科に通っている。

受診が終わると処方箋を持って、向かいの処方せん薬局に行く。処方せんを出して、代金を払うと家に帰る。

次の日、薬局のお昼休みに薬剤師さんが処方された薬(一包化され、それぞれの袋に日付け印刷されたもの)を配達に来て下さることになっている。

今回も昼13時ころ、猛暑の中来てくれた。

玄関先に設置してある屋外用のカメラから、私のスマホアプリにお知らせが来た。

続いて「ピンポーン」。
だが、婆さんは出ない。
外に出て草取り中かも。

もう一度「ピンポーン」。
こっちはアプリを見ながら、気が気ではない。
せっかく来てくれたのに、帰ってしまう。
焦ってカメラから呼びかけてみるけど、どうも反応が鈍い。

玄関(室内)に設置してあるAlexaから慌てて大声で話しかける。玄関は網戸になっていたので、外にも声が聞こえたらしく玄関を開けてくれた。

「すみません、テレビ電話からです。」と説明するより前に、Alexaを気づいてくれた。そして玄関から外を見渡すと、キウイフルーツの棚の下(日陰)で椅子に座って涼んでいた婆さんを見つけてくれた。

婆さんは、目の前に薬剤師さんが来るまで気づかず。薬局の車も近くに止めてあるはずなのに。

でもどうにか薬を受け取ることができて、ほっとした。今年3月からこんな感じで後日配達してもらっているが、先月は畑作業中で受け取れず、結局2度も足を運んでもらった。毎月綱渡り状態である。

第3世代のEcho Showが出た。↓

実家には↑この程度(Echo Show3台、カメラ2台)しか設置していないけど、気温によってエアコンをオンオフできるようなスイッチリモコンとかも付けてみたいなあ。

でもエアコンも普段いる居間にはなくて、玄関脇の客間と婆さんの寝室のみ。

しかも例によって、エアコン嫌いというか、そもそも「暑くないよ」という始末。

新潟の夏は想像以上に暑い。台風のフェーン現象のせいなのか、連日36度以上の予想。

39度?

冬は本当に厳しいけど、夏も相当ヤバい。無事に乗り越えられるかな。

さっきAlexaで様子を見てみたら、農作業に行く格好なのに椅子に座ったままうとうとしてた。

これから家の前の畑からスイカ取ってくるとか。

大丈夫か、婆さん。

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