第4話は「タイタンスレイヤー」です。このゲームは他プレイヤーとのリアルタイム対戦がキモです。

冒険者を編成してデッキを構築！

デッキに編成する冒険者は3枚のスキルカードを持っていて、最大で5人の冒険者＝15枚のカードデッキを構築できます。

バトルでは毎ターンごとに3枚の手札が配られ、それを使って攻撃や防御、特殊ポイントを消費する魔法カードを使って戦います。

ここらへんのルールは、ローグライクカードゲームだと王道的ですね。

ただ、本作はステージを進行してもカードを得られることはなく、持っているだけで効果を発揮する遺物を取捨選択していきます。

他作品と比べると、ステージ上でのデッキビルドの自由度は薄いんですが、代わりに初期所持しているカードデッキをある程度自由に構築できます。

なので、運に左右されにくいです。

他作品だと、道中で必要なカードを獲得しないといけないんですが、タイスレでは最初からデッキに含まれています。

このカードとこのカードを組み合わせて、こういう効果を発揮させよう……。

といった戦略を巡らせつつ、冒険に連れていくキャラを選ぶのが楽しい。

それをバトルで実行できたときは二倍楽しいゲームですね。

他プレイヤーとのリアルタイムバトル

ほとんどのローグライクカードゲームはソロプレイ専用です。

ところが本作には、敵となるボスモンスターを介したリアルタイム対戦モードがあります（たまにボットかなと思う相手と当たるときはあります）。

これがなかなかに斬新！

ターンの経過が特殊で、自身が1Ｐとして先攻する場合――

1Ｐがボスに攻撃→

ボスが1Ｐに攻撃→

2Ｐがボスに攻撃→

ボスが2Ｐに攻撃→1Ｐターンに戻る

を繰り返します。一緒にボスを倒すレイドバトルみたいな感じなんですが、よくよく遊ぶと違うんですよ。

ボスは2人だと到底倒せないようなＨＰかつターンを経過するごとに攻撃力を上げていきます。

勝利条件は一緒にボスを倒すことではなく、ボスの攻撃で相手を倒すこと。

いわゆる我慢比べバトルです。

ボスを攻撃してダメージを与えるとその数値に応じて、相手へ与えるダメージがアップする効果があります。「ぷよぷよ」のおじゃまぷよでダメージを与える感覚。

これと防御カードを効果的に使い、自分は防御を固めてボスの攻撃を防ぎ、威力がアップしたボスの攻撃で相手を倒すことを目指します。

課金要素は？

課金要素のメインは冒険者ガチャですね。

とくに、最高レアリティの冒険者はガチャを引くか、課金をしないと入手しづらいです。

ただ、その冒険者がいたとしても、それを活かす特定の低～高レアリティのキャラがいないと意味がありません。

最高レアリティの冒険者は、それくらいクセが強い3枚のカードを持っています（図鑑で事前にチェックできる）。

ちなみに、課金なしでも低～高レアリティの冒険者は手に入り、彼らだけでも十分に強力なデッキを作れるうえ、同じ冒険者を揃えればカードの効果などを強化できます。

ソロ専用のストーリーモードも課金なしで余裕でクリアできるので、課金誘導力はそれほど高くないですね。

記事の投稿スタンスについては以下にまとめています。

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