きみは赤ちゃん

読書用メモ45

▼タイトル:きみは赤ちゃん(2017年5月発行)
▼著者:川上未映子

▼概要:
著者の妊娠から出産、1歳になるまでをつづった体験本。著者の妊娠・出産・育児のリアルな生々しい表現による、めちゃめちゃ大変だとため息が出る一冊。心の叫びを包み隠さず伝えている。後半部分、必見。笑。

▼気づき:
さくらももこさんや山崎ナオコーラさんの出産・育児本と重なるようで、全然違う本。読者に向けてというより、友達に「ねー聞いてめっちゃ大変やったねんで!!!」という感じで語りかけてくるので、友達感覚でうんうんとうなずきながら読んでしまった。きっと出産・育児は人と比べようがないのだろうけれど、みんな必死で、みんな死にそうな思いをして、生む女性もその旦那さんも心をずたずたにしながら乗り越えていくんだなーまじ大変やな―うへー。ってげんなりした。笑

▼お勧め度:
★★★★☆
会社の人に勧められた本だけど、うん確かに私もこれ人に勧めるな、と思った本です。パートナーが妊娠した男性の方、是非読んでみてください。優しく微笑む彼女がどのように豹変していくか。そしてそれをあなたは受け止めることができるか・・・なんて不安に煽るための一冊じゃないけれど、心構えができるかもなーと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?