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30日も頑張ったのに

あるプログラムを終了したのですが、びっくりするほど効果がなかったので、反省しています。これ、独身女性向けのプログラムでしょうか?わたしが効かなかった理由もわかっていますので、特にイライラはしていません。

ポイントはいくつかあります。
心理学では、両親を悪く扱いすぎです。親に愛されて育って、感謝している人に両親との確執は存在していません。
そして、親になると、「親」としての人生がスタートし、自分と
子供を育て合います。わたしは、親歴30年ですが、完璧な親ではありません。心理学でいう”悪い親”。子供が愛を感じるためには親の愛だけでは足りないです。地域や友達の愛も必要。子供は友達といる時間の方が長いです。何より、「クライエント≒親」という視点がないプログラムでした。
子供も、親を育てている。だから、子供だって親が思った通りにならないとイライラするんだよ。
子供がいらっしゃらないと、そういう視点抜けるかー。

子供から学ぶことは、自分が育った教育の数倍あります。
子供はそれだけ尊い存在です。子供を授かったら、親になるための修行がはじまります。自分の子供だけでなく、地域全体の子を守り育てるのです。今まで知らなかった、たくさんの気づきを得て、視点が広がります。守り育てた子供が無事成人した頃、親のわたしたちはもっと成長しているでしょう。

さらに、両家の両親を見送っていること。ここにもたくさんの気づきがあって、人間としては大きく成長させてもらいました。

なのに、人が逃げていくのです。
これは両親が原因ではないと思いますが。。

つまり、葛藤の原因が親でない場合、PTSD、外的要因、災害や戦争、学校や職場、今ならネット?で心が傷ついた人の対策は切り口が少し変わってしまうということ。
わたしの場合、24歳くらいで親と完全に和解しています。もちろん、その前にあれこれありましたけど、その時点で親と話してすべて解決しています。
だから、去年父を見送った時感謝しかありませんでした。

思うところでの心当たりは、和解する前にこちらへ来てしまったことでしょう。和解していたら、たぶん婿をとって両親と暮らしていたと思います。

あと、、年齢が上なので思うのですが、1980年代くらいまでの日本はお金も自由もないのに幸せな人ばかりでした。

おそらく戦争がきっかけだった。
でも、幸せでした。今よりも、ずっとみんな幸せそうでした。

わたしより少し上の時代の人たちは、戦後の無力感と、ベビーブームなどで一体感が強く、日本を復興しようという気概で心のバランスが全然違っていました。仕事に就いて、一番頭をひねったのはその人たちの価値観の違い。高度成長期とか、モーレツ社員っていう言葉があったと思うんですが、あれを強要されてはじめて、年齢によってめちゃくちゃ価値観が違うことを知りました。わたしたちは、新人類とか不思議ちゃんとか言われて、言いたいことも言えなかったおとなしい時代を過ごしました。いまだに、日本の主役はあの世代です。

第二次ベビーブーム世代が大人になる少し前、バブルが来て、日本人は何もしなくてもお金持ちになっていきましたが、あのあたりから、人は幸せそうじゃなくなっていったかな、と感じています。

だから、わたしは思うのです。幸せと自由、お金は同じではない。

日本は今でこそ自由ですが、いろいろな人が頑張って、2000年代くらいからやっと自由に生きられるようになった。若い人やジェンダーでも発言出来るようになった。でもその頃から、日本からお金が減っていきます。自由はあるけどお金がない時代。別名ゆとり?

この世代は特に、育ち方で雲泥の差が出た。心理学に傾倒している人が多いとも感じています。毒親など、親の育てのせいにする言葉に吸い込まれているように見えるのは、わたしがその世代の親だからでしょうか?

そして世代の全然違う子を育てたのも目線が大きく広がった。下の子は別名、さとり世代。若い時から自分をしっかり持っていて、個性をばんばん出せていた。ふたりを育てたから思う。個性は生まれる前からあるかも。()時代や周りの環境との相性で、基礎になるブロックが出来る。学校の方が親よりも影響が大きい。親の影響一択は3歳までだろう。

上の子の時は、学校にいる間、何が行われているのか、まったくわからなかった。おかげで、のんびりな上の子が先生や同級生にいじめられていることに気づくのが遅れて、荒んでしまった。
下の子の時には、ものすごく丁寧に毎日報告があり、地域全体から愛され、流行病などなければ、みんな幸せだった。いま、青春を謳歌出来た上の世代を憎んでます。この違い、心理学では証明出来ない。

あとは、持って生まれたわたしの役目。人間の自由を奪うものと、ずっと戦っていた。新興宗教や占いの一部に、今も赦せていないものがある。
迷惑でなければ、信じるのは構わないですが、人にケガさせてまで信者を募る団体、○○で○○しちゃダメって言う人や団体はとにかく苦手キライ


そういえば、父といっこだけ赦せてなかったことをここに記して、赦すことにします。
「人生の主役ではなく、脇役に徹しろ」と父に口を酸っぱく言われたものでしたが、これだけはまったく譲れませんでした。たぶん意味としては、言葉のままではなく、「人の人生のシャドゥになれ」だったんだろう。それなら、「ありのまま」だから、正解じゃないか。

大体、いつも主役オレみたいな人でした。子供を鏡にするから、わたしが父そっくりになっちゃったんじゃないか。笑

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