失われた30年の原因に思う
本日の日経新聞の経済教室、日本経済復活への道筋と言うタイトルで、いわゆる「失われた30年」(バブル崩壊後の日本の低成長)の原因について書かれていました。記事によると、日本の低成長には2つの重要な原因があるそうです。
1つ目は、人口オーナス
いわゆる少子高齢化によって、生産年齢人口が相対的に少なくなることで、国民一人当たりの生産性が下がる
2つ目は、日本経済の停滞
これには以下の3つの理由が考えられるそうです
優秀な女性が重要な地位につけていない
ゾンビ企業の増加により企業家精神が圧殺されている
感想:生産性の低い企業が無くならないことで、起業するモチベーションが上がらないというロジックのようです。まぁ、そうでなくても生産性の低い企業をあえて税金で生かしているのが、生産性を高めるとは思えないですね。
高度な専門教育で諸外国に大きく遅れをとっている
どの問題も個別に日本の問題として取り上げられているのはよく見るのですが、こういった形で構造的にまとめてあるのは珍しく面白かったのでご紹介させていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?