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2024年3月に読んだ本まとめ

3月は『ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語』が印象に残りました。丁度BLUE GIANT本編の単行本でも雪祈が再登場した辺りでよいタイミングで読めたなぁと思います。また、橘玲氏の『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』は、シリコンバレーのテック企業をリードしている人たちがどういった信条や、パーソナリティを持っていることが多いのかというのをうかがい知ることができたので、興味深かったです。

読んだ本の数が少ないのは別に構わないのですが、就寝前の読書習慣が無くなっているので、4月は意識して読んでいきたいところです。

南波 永人著
『ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語』

マンガ『BLUE GIANT』の第一部のバンドメンバーユキノリを主人公にした小説。花粉症の時期に読んだら鼻詰まってるのに、泣いてしまいかなり苦しかった。原作であるマンガ以上にマンガしているなぁなどと思う。

この長さ(小説一冊や、映画一本)で綺麗にまとめるのであれば、この展開がベターなんだけど、Blue Giant Explorer(9)までの長さ(コミック30巻)を使えるのであれば、マンガ版の展開も、厳しさや真摯さが出てていいんじゃないかと思ったりしました。

橘 玲著『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』

感想をまとめてみました。

落合 陽一著『日本再興戦略』

落合氏を初めて見たのはなんかのバラエティ番組で、変なことを言う人として取り扱いをされているところでした。(食事はグミです、みたいな発言をされていたかと思います)
それ以降私は落合氏の発言に触れることがなかったので、そういった変わった人という印象しかなかったのですが、この本を読んで順当なことを言う人だなぁという印象に変わりました。中には私には前提がわからんので判断できない話もありましたが、分かる内容については、前提から考えると当然の結果が書いてあります。

個人的には、機械翻訳の精度を上げるのであればそれ用にロジカルな日本語を扱った方が良いとか、日本がITで勝てなかった理由とか、国政の限界と地方自治の話ってのは印象に残りました。まぁ、そうしていくべきだという希望も入ってはいますが。日本ではAIや機械に対するラッダイト運動が起り辛いってのも納得しました。

前提が分からんくて検討できなかった、内容もアイデアとして抱えておこうと思います。

Testosterone/岡 琢哉著
『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書 』

第一部についてはTeststerone氏の他の本と主張はそう変わらないんですが、具体的にそれぞれの症状について解説や予防法が書かれている第二部は見ておいて損はない内容だと感じました。

うつ病については闘病記なんかもそれなりに出てきているので、徐々に一般にも知られてきていると思いますが、いまだ、適応障害との違いとかがあやふやな方が多い印象なので、その辺りも正しく理解できると自身のメンタルヘルスの防衛にも良いのではないかと思ったりしました。

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