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メロンをたらふく食べる

ドイツに来て、良かったことの1つに、フルーツが安いことがある。
どれくらい安いかというと…安売り価格で、ぶどうは1パック500gで160円。
いちごは、500gで285円。
小玉メロンは1玉300円ちょっと。
日本の価格を忘れつつあるが、いちごなんて安売りでも1パック400円くらいじゃなかっただろうか。。。

ドイツに着いた時、とにかく必死にスーパーに向かっていた頃、店頭にいちごがたくさん並べられていた。
レートなんてよく分からなかったが、どでかいパックが1.5ユーロ…安いやろ!!
と、色んなことを分かっていない私が、一早く手を出したのがフルーツだった。

ちなみに、ドイツのいちごの季節は長い。
スペインなどからの輸入物が先に、4月頭くらいから店頭に並び、ドイツ産のいちごはその後、5月下旬頃から7月初旬頃まで。
ドイツのいちごの方が少し値段が高いが、輸入物の酸っぱさが際立つ大きないちごも私は大好きだ。

さて、メロンはというと、赤肉でも白肉でもとりあえずカットとかしない。
丸のまま売っている。
それが一玉2€ちょっとでチラシに出るもんだから、とりあえず買っとくか、のレベルで手が出てしまう。
私は、日本ではメロンはどちらかというと嫌いだった。
日本のフルーツは値が張るがその分品種改良もしっかりとされていて、手がかけられているのだろう。
だけど、改良を重ねに重ねたあの甘ったるいメロンが苦手だった。

ドイツのフルーツは多少の品種改良はあるのかもしれないが(あるのかな?)、基本的にあっま!となるのは最も旬のドイツ産のいちごくらいな気がする。
メロンでも、野菜と日本のフルーツの間くらいの、さっぱりとした甘さ。
一玉を半分に切ってザクザク一口に切り、それを惜しげもなくバクバク食べるのが最近の私の楽しみである。
いくら食べても、胸が痛まないところもいい。

品種改良にかかるお金、栽培にかかるお金を考えれば妥当な値段なのだと思うが、日本では価格ゆえにこんなにもフルーツを食べられることはないだろう。
買ったとしても子どもに譲ってしまいそうだから、今のうちにお腹いっぱいになるまでメロンを食べようと思う毎日だ。

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