見出し画像

最近ズシンと心にきた歌のお話

ご本人いわく
キャンプファイヤーの真ん中で歌う
ギターの上手いお兄さん
シンガーソングライターの
kurosawa daisukeさん

https://kurosawadaisuke.themedia.jp

今年31日に塩屋さんで初めてライブを見た

ただ聴いて拍手する
受け身な音楽じゃ物足りない小原

黒澤大介さんのライブは
観客参加型で
ちょいちょい歌いながら
要求される面白いアクションを
みんなでお返ししながら
盛り上がるすんごく笑って
楽しいライブでした!

そしてどの曲も必ずエピソードを
話してくれて情景を想像しながら
聴いていました

===============

その中でストーリーという曲があって
苫小牧〜大洗間を結ぶフェリーで
いろんな方の人生のリアルな物語を
聞いてできた曲と紹介されました

===============

「大洗発のフェリーはもう引き返せない
神のみぞ知る僕らのストーリー」

===============

自宅に帰ってふと思い出しました
20年前に泣きながら
北海道へ帰るために乗ったフェリーが
大洗発、苫小牧行き。

当時付き合っていた彼が私の誕生日に
「好きな人ができたから別れたい」
と言われバツイチ子持ちだし
いつかこんな日が来ると思っていたし
「わかったよ、辛いから私たち北海道帰るね」

彼の周りの友達やご家族にも
仲良くしてもらっていたし
私にも息子にも大切な友達が居たけれど
3になる息子のこれからのことを考えて
札幌に帰ることにしました

お別れの会までしてもらって
かよぺがくれたBest Friend2って本を読んで
フェリーの中の小さなベッドで
声を殺して泣いたっけなぁ

ペット室に預けた黒猫のとこで
猫見せて〜と来てくれた
乗客のおばさま方が私の身の上話を聞いて
「北海道で黒猫は幸せを呼ぶって言うのよ
大丈夫大丈夫だから」って励ましてくれた

これからどうなるんだろう
仕事辞めちゃったし
住むとこも居候だし
私にはなんの取り柄もないし
資格も特技もないし
小さな息子と黒猫を養えるかなぁ
まさに
不安しかなかったなぁ

札幌でちゃんと生きていきたい

必死な顔して就職決めて
そこで尊敬する素晴らしい上司に出会って
彼女に仕事の楽しさを教わった
自分や家族のためだけの仕事でなく
お客様が頼んで良かった!と
言ってくださる仕事をする姿を
私に見せてくださった

そこで安定したお給料をいただいて
再婚しなくてもここで生きていけるようにと
覚悟決めて中古の戸建てを買った

それまで私たちを居候させてくれた叔母に
この先もずっとずっと感謝
彼女が元気なうちはいろいろ
楽しい事一緒にしたいな

それから数年して彼から電話がきました
「元気?どうしてる?」

毎日かかって来る電話
日々の出来事を話したり
彼女の事ははぐらかしてたっけ
そっちはどう?お母さん元気?
とかみんなどうしてる?とか

気づいたら彼は札幌へきて
我が家に住んでた笑

私は軟石の会社に転職して
職人さんに聞きながら
自分でも軟石の端材をいじりはじめた

「何してんの?お前」って笑ってた彼も
私が軟石やになった時「俺も一緒にやりたい」って言われかなり話し合った
働いて外貨を稼いで欲しかった笑

「お前らぐらい俺が食わしてやるから
お前の好きにやってみろ!」
って言ってよ〜って甘えられたら
今も仲良く暮らしてたかもね^_^

その後いろいろあってユニットを解散
くっついたり別れたり
通算18年くらいかなぁ笑

彼はすっかり軟石の魅力にハマり
今とても立派な軟石職人
石を買いに行ったらもちろん会う
熱く語るのは石の話

お互い別れてすごく成長できた
今は軟石仲間 笑

苫小牧で早朝にフェリーを降りて
ブラックアイスバーンの道を
不安を背負って走った日から20年
軟石やとしてスタートして10年が経って
みなさんのおかげで毎日楽しくて
すっかり忘れていたけど

大介さんのストーリーという曲を聴いて
「神のみぞ知る私のストーリー」は
今の幸せな道に繋がったんだなぁ
みんなが私を幸せにしてくれたんだなぁって


ブワァ〜って涙がでちゃって

また生ストーリーを歌ってほしい
みんなと一緒に聴きたい!と思い

スナックメチコにゲストで
来ていただく事にしました

私のためか笑

===============
お客様が明日からまた仕事やる気に

させるライブを心がけております!
===============
という大介お兄さん 笑

どの曲も聴けば聴くほど
沁みる歌詞とメロディ
そして楽しいコール&レスポンス
さぁみんなで一緒に盛り上がろぉ^_^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?