軟石や

札幌在住。札幌軟石という石を加工して雑貨を作ってます。そんでもって、聖飢魔II信者。

軟石や

札幌在住。札幌軟石という石を加工して雑貨を作ってます。そんでもって、聖飢魔II信者。

最近の記事

心の師匠 B・Bのこと

私は約20年前に 北海道に「出戻り」ました 住むところも仕事もなく 叔母夫妻の家に息子と猫を連れて居候 自分には人より優れた 特技や技術など本当に何にもない そう打ちのめされた日々 同時期に北海道に 新しい希望の星たちが移転 北海道日本ハムファイターズ いただいたチケットで観戦に よく行っていました プロスポーツが身近でなかった北海道 そこにやってきたスターたち 中でも私のハートを鷲掴みにしたのは 「プロの球団マスコット」の存在 北海道日本ハムファイターズ マスコ

    • エイルという生命体

      エイル・ルネットちゃんという フリーランスのマスコットが 北海道に棲息しています それは唯一無二の存在 https://instagram.com/with_you__anoco?igshid=NzZhOTFlYzFmZQ== 彼女に出会ったのは2023年4月 私のお店を訪ねてくれました その前から彼女の存在は知っていて 夢みたいな可愛らしいルックス ピンクと水色なファンシーさは 私の日々の中にない感じでした きっかけはファイターズマスコットの B・Bが大好きな私にある

      • 幸伝返し

        こうでんがえし 最近悲しいお別れが重なりました それはあまりにも若い人だったり 長い人生を生き抜いた人だったり、、、 人は毎日最期に向かって生きている それは間違いないのですが 「もっと顔見て話せば良かった」 「ケンカしなきゃ良かった」 「素直に大好きって伝えられなかった」 もっとこうしておけばよかった そう思うことは一緒にいた時間が 長くても短くてもその方とのお別れの際に 尽きないのだろうなと感じました 私はエンディングノートを買いました 先日大雨の夜自宅の天

        • 落ち着きがないという長所

          先日長年憧れている方に  「小原さんは誰も考えない発想をして仕事にしていくのがとても上手」  とほめていただきました  ものすご~~~~~~~く嬉しかったです  でもそれはあなたの背中を見て見習ったんですよと  長年その方の仕事ぶりを観察してきたこともお伝えもできました  小さいころよく「落ち着きがない」と言われました  ちょろ松呼ばれていました  大人になってもおばさんになっても  落ち着きがありません  頭の中がどうなっているのか  私もちょっと自分でそう思います

        心の師匠 B・Bのこと

          ごめんねとありがとう、大切な言葉

          軟石やインスタにも いわゆるアンチコメントってのが来た 昔の私を知っている人 フォローしてくれてコメントをくれた 久しぶりだねってコメント上でやりとり 私は学生時代は今よりどんくさくて 臆病で人の意見に流されるタイプだった そんな私がこんな仕事をして 多分当時を知る人から見たら びっくりするだろうと思う けどそれから30年ちょい過ぎれば 人生にはいろいろある 性格も変わる 時間が経つにつれてその人のコメントが だんだん攻撃的になってきた 何か気に触るようなことし

          ごめんねとありがとう、大切な言葉

          たねあかし

          誰もしてなかった仕事 札幌軟石専門の雑貨を作り始めて 10年が過ぎました お店にしてからは8年 流行病の時期も越えて ありがたくも今日も同じお仕事を させていただいています 最近、新しい業務をつくるため 実験的なところからスタートしました 軟石やを始めた頃と同じく 誰もしていない事 想像したことを形にして確かめる作業が これから始まっていきます この10年軟石やをしている中で 軟石を加工して販売する以外の お仕事を賜ることが増えてきました チャンスをいただきやってみ

          たねあかし

          お話する、お仕事。

          最近、ちょっと悩んでいることがあります。 解決方法はとても生意気な方法ですが 決めちゃいました。   それは 「大事な相談をしていただくことがとっても多い」ということ 私はいわゆるハンドメイドの仕事をして 生計を立てており 「軟石の加工の仕方教えて!」  「自営業どうやってそうなったの?」  「今やっている仕事をもっと売れるようにしたい」  「私もそうなりたいけれどどうしたらいいの?」  「夢を叶える方法は?」  「前向きになりたい」  「営業ってどうやってするの?」  

          お話する、お仕事。

          最近ズシンと心にきた歌のお話

          ご本人いわく キャンプファイヤーの真ん中で歌う ギターの上手いお兄さん シンガーソングライターの kurosawa daisukeさん https://kurosawadaisuke.themedia.jp 今年3月1日に塩屋さんで初めてライブを見た ただ聴いて拍手する 受け身な音楽じゃ物足りない小原 黒澤大介さんのライブは 観客参加型で ちょいちょい歌いながら 要求される面白いアクションを みんなでお返ししながら 盛り上がるすんごく笑って 楽しいライブでした! そ

          最近ズシンと心にきた歌のお話

          48歳、私の性格を変えた写真

          この写真は亡き母と私 父は生きているから 名誉を傷つけるかもしれないけど 書かないと話が成立しないから 書いちゃう 父ちゃんがこれを読まない事を祈る笑 ================ カメラ目線の私と無表情の母 撮ったのはおそらく父 私はこの写真を見て 私の「嫌われたくない病」の原因がわかった 当時父は遊び人 会社に借金をしてまで 部下に奢り昇進したかったらしい 大勢の人に好かれたい男は 当然の如く浮気三昧 毎回夜中にタクシーで帰宅 玄関で寝ている姿も珍しくはな

          48歳、私の性格を変えた写真

          笑われた 夢

          30歳の時北海道に戻ってきて 職業訓練の学校に行きました そこで将来やりたい事を 発表する場があり 「石の建物でお店をやりたい 石山で着物の人がたくさん 歩いているようなことをしかけたい」 と言いました その場にいたグループの男女2人に 大いに笑われ否定されました 「そんなことできるわけない」 言われても特に悔しくもなく ただ なぜできないと決められるのか? なぜお前馬鹿だなぁと笑うのか? と不思議に思いました 笑われるような夢みたいな事? 実現したらそれは

          笑われた 夢

          働き方、いや、生き方改革

          2019年、がむしゃらに働き いろんなプレッシャーもあり 休むことに罪悪感を持っていました なんだかいつも イライラしたり悲しかったり そんな日々だった気がします 「なんか違う」 でもそこから 抜けられない状況でした 2020年世界中が強制的に休み いろいろな事が変わり いろいろな事が当たり前でなくなり 制限がかかったり 先が見えず不安になったり ですが私にとっては 自分の毎日を見直す 大切な機会になりました 素晴らしいたくさんの出逢い かけがえのない命との別れ

          働き方、いや、生き方改革

          トラブルは悪いこと?

          トラブルが起きる時 あれ大丈夫かな? って心にひっかかって ちょっと手を抜いてるかも って思う時に起きる 誰しもトラブルはなるべく避けたい けれど起きてしまったトラブルには きっと意味があり どこがこの原因なのか 自分の行いを振り返りなさい というメッセージのように思う トラブルに相手がいる場合 相手の良くないところを指摘して 謝らせたいと固執するよりも 自分がどうしていたら このトラブルは防ぐ事ができたのか? それを考えることだけが 次に同じトラブルを起こさない 唯

          トラブルは悪いこと?

          離婚25周年

          はて。 離婚して何年になったのかな? と思い出してみたら 25年の節目😆 あっという間だったな 息子氏は3歳だったな 25年間再婚はしていない お付き合いした人は居たけど 再婚には至らなかった 婚姻届の価値が よくわからなくなってて 離婚が大変だったし あれを書いたからって 何かお互いにメリットがあるのか? とかシビアに考えてしまう 今のところまだわからない ============ 途中お付き合いした方々と だいたい同じ理由で別れた 最近になってやっと原因判

          離婚25周年

          不思議な声

          私の母は44歳の時 肝臓と膵臓の癌で亡くなった 私は20歳 母の最期が迫る中 病室には次々に 縁ある方々が母に声をかけに来てくださった 母はモルヒネで意識がない状態 私はずっと手を握って その方々がかけてくださる言葉を 聞いていたのだけれど その度頭の中に母の声で その方への返事?らしきことが聞こえてきた 「うん?これは私の想像?」 と不思議に思いながらそれぞれへの言葉を 忘れないようにと記憶した 母は本当に幸せ者で 病室に入りきれない方々が 入れ替わり立ち替わり

          不思議な声

          大学生を泣かせました

          先日可愛い大学生を レジ前で泣かせました 彼女は軟石について学び 軟石の新たな取り組みについて考え プレゼンしにお店いらっしゃいました お店番中だったので レジで立ち話でした デザインを学ぶ生徒さん とても素敵なデザインの作品 プレゼンの最後に  「これを実験的にお店で販売してほしい」 とおっしゃいました 私の答えは「NO」です 冷たい人と思われるでしょう けれど 何かをつくり 皆さんに見ていただきたい さらに販売したいならば 最初に頭を悩ませてデザインし つ

          大学生を泣かせました

          無言の向こう側

          私の仕事は札幌軟石という石を 素材として雑貨を作っています 家型のアロマストーンがメイン商品 札幌軟石はもともと建材 小さな端材を雑貨にというのは 当時あまり作り手がおらず 女性が石を扱うということもあり 珍しがられました 最初はそれが商売になるのか? 本気でやるのか?など 周りから好機の目で見られることも よくありましたが 軌道に乗り話題になり始めると いろいろな事業所や人が 「うちも軟石で何か作って売りたい」 と見学に訪れました 話を聞くと薄っぺらい気持ちが 見

          無言の向こう側