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16時間断食で今日もごはんがおいしい

『人が新しいことを習慣化するのに21日間かかる』と聞いて以来、新しいことを始める時はとりあえず3週間続けることを目標にしている。もちろん3日も続かずに、やめてしまったこともたくさんあるけれど。

そんな私が年明けからやっていたのが16時間断食だ。1日24時間のうち、『16時間連続してなにも食べない時間を作る』という断食方法。

1月上旬から始めて3週間が経ち、さしあたっての目標を達成した。

16時間断食は今後も続けていくつもりだが、3週間継続できたことを1つの区切りとして、この断食の思いがけない効果について書くことにした。

16時間断食


16時間断食については色々な本が出ているけれど、私が主に参考にしたのはこの本。痩せる以外の効果についても分かりやすく書いてあった。

食事の間隔を16時間空けることで、次のような体質改善が期待できるという。

  • 内臓の疲れをリセット

  • 腸内環境が整い、免疫力が上がる

  • アンチエイジング

  • 肌荒れの改善

  • 脂肪燃焼

  • オートファジーの活性化

  • むくみの解消


私は腸内環境が整ってアレルギーが軽減することを期待して断食を始めたのだが、アレルギーへの効果についてはまた今度、別の記事で書こうと思う。

今回は、食事のあり方を変えたらご飯をおいしく食べられるようになったことについて書きたい。

今までの食事


今まで朝食を食べることに疑いを持ったことはなかった。朝食の時間を惜しんで寝ていたいと思うほど朝は弱くないし、それが健康的だと教えられてきたからだ。


「朝食はちゃんと食べなさい」
誰でも一度は聞いたことがある言葉ではないだろうか。

問題はその後だ。例え朝食が食パン1枚でもそれなりにお腹は膨れるので、あまりお腹が空かないまま昼食、夕食と食べ続けることになる。

食べたいわけでもない食事に、時間や食費を割かなければいけないのは昔から憂鬱だった。

現在の食事


16時間断食を始めてからは、お腹が空くという感覚を取り戻した。

夜20時から翌日の昼12時までを断食時間としているのだから、当然かもしれない。(時間は多少前後することもある)

そして昼12時から夜20時までは好きなものを食べている。

色々な本でこれだけ16時間断食の健康効果が謳われているのだから、『朝食を食べるのが健康的』とか『1日3食食べなさい』という説は一度頭から捨てることにした。

そうすると、昼食がおいしい。

これまでは全ての食事が次の食事までの繋ぎだったから、いつも適当なものを機械的に口にしているだけだった。お腹が空かなければそれでよかった。

それが今では食べたいものを考えて、選んで、味わって食べている。食事が待ち遠しく、楽しみになった。

朝食を食べないと決めてから朝の時間が増えたので、昼食に多少の時間を割くのも苦ではない。

飲み物にしても同じことが言える。

色々な断食のやり方があるけれど、私は断食時間中の飲み物はノンカロリーならOKとしていて、砂糖やミルクを入れない紅茶やコーヒー、水をよく飲む。

逆にいうと、普段何気なく飲んでいたミルク入りの甘いものが飲めないのだ。

この寒い時期、断食時間が終わった後に飲むココアやミルクティーには、有り難みすら感じる。水分補給や何気なく飲んでいたものが、味わうものへと変わった。

お腹が空くというのは、悪いことではなかったのだ。医学的にも生活の上でも。

生活の質が上がった

今後変化もあるだろうけれど、今の私の生活では16時間断食という制限がごはんをありがたく、おいしく食べるのにちょうどいい。

お腹が空いていないのに、食事に時間やお金を割かなくてはいけないという義務感もなく、生活上の満足度も高い。

これからもたまには1日3食を食べながらも、ゆるゆると16時間断食を続けていこうと思う。


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