南天

前職を適応障害で退職後、なけなしの貯金を取り崩して生活する30代。 シンプルな暮らしを…

南天

前職を適応障害で退職後、なけなしの貯金を取り崩して生活する30代。 シンプルな暮らしを目指している。 書いた記事はなるべく消さないよう頑張る。

最近の記事

リーフレタス栽培を巡る、春と夏の私の争い

この春こそ、リーフレタスのプランター栽培をもう一度始めたい。 そうは思っているのだけどなかなか始められないのは、一昨年うまく育てられなかったからだ。 ようやく芽が出てきたと喜んでいた矢先、茎がひょろ長く伸びる『徒長』という状態になってしまった。プランターの置き場所や水の量を変えるなど、思いつく限りの工夫しても改善できなかった。 結局最後までひょろっとしていたリーフレタスから採れたのはごくわずかな量。収穫して食べることを楽しみにしていた分、とても残念だった。 「リーフレ

    • 改めて自分の文章を見ると、読点(、)が多いな!? 今度から気をつけよう。

      • 面倒くさがりこそ、スパイスカレーを作ろう

        最初に先日初めてスパイスでカレーを作ってみた。いつもカレールーを使っていたのだが、ちょっとしたきっかけがあったのだ。 スパイスカレーというと何種類ものスパイスが必要で、作るのにも時間や手間がかかるというイメージを持っている人が多いのではないだろうか。 私もそのうちの1人で、面倒くさがりな自分とは縁がないものだと思っていた。 でも実際にスパイスで作ってみると意外と簡単な上メリットも多く、「面倒くさがりこそスパイスカレーを作るのがいい」という結論に達した。 もちろん本格的

        • 手ぬぐいのすすめ

          5年ほど前から、手ぬぐいで体を洗っている。体を洗い終えた手ぬぐいを手洗いしては干して、たまに洗濯機で洗ってと、お気に入りの1枚を使い回していたのだが、先日ついに破れて大きな穴があいてしまった。 使えば使うほど柔らかくなり、肌に馴染んでいく過程は、手ぬぐいを育てているようで楽しかった。新しい1枚をまた育てていこうと思う。 体を洗う以外に普段の生活でも、手ぬぐいを使う場面は多いのだが、そう話すと驚かれることもある。あまり一般的ではないのかもしれない。 しかし、本当に便利なの

        リーフレタス栽培を巡る、春と夏の私の争い

          春を乞うミルクティー

          毎年寒くなる頃にミルクティー用の茶葉を何種類も買い込み、それで寒い季節を越そうという、『アリとキリギリス』のアリみたいなことをしている。 「まだ冬は続くのだから大切に飲もう」と思っていると、いつのまにか「早く飲み切らなければ」と焦るような暑い時期に切り替わっているというのも、毎年恒例だ。 本当は少しずつ買って、なくなった都度買い足せばいいとは分かってはいるのだけど、なぜか行動に移せない。 そして好きなものは最後に取っておくような性格なので、春先に残るのはたいてい自分が楽

          春を乞うミルクティー

          キャベツの千切りピーラーがほしい。1つのことに特化したものはあまり持たないようにしているのだけど、これは話が別。先日友達の家で使ってみたら、私が包丁で切るよりもよほど速く細く、とんかつ屋さんのキャベツのようにふわふわに仕上がった。画像は不器用な私の包丁技術の限界。

          キャベツの千切りピーラーがほしい。1つのことに特化したものはあまり持たないようにしているのだけど、これは話が別。先日友達の家で使ってみたら、私が包丁で切るよりもよほど速く細く、とんかつ屋さんのキャベツのようにふわふわに仕上がった。画像は不器用な私の包丁技術の限界。

          餃子といえば何年も前に居酒屋で食べた、餃子の皮であんこを包んで揚げたものを思い出す。もう一皿頼んだほどおいしかった。普段揚げ餃子を食べないので、皮のパリッとした食感も新鮮だった。でも「そんなの餃子じゃねえ」と言う人もいると思う。それには私も「まあそうだよな」と返さざるを得ない

          餃子といえば何年も前に居酒屋で食べた、餃子の皮であんこを包んで揚げたものを思い出す。もう一皿頼んだほどおいしかった。普段揚げ餃子を食べないので、皮のパリッとした食感も新鮮だった。でも「そんなの餃子じゃねえ」と言う人もいると思う。それには私も「まあそうだよな」と返さざるを得ない

          餃子にソースのすすめ

          「水餃子にはソース」で育った私が小さい頃から我が家では、水餃子にはウスターソースをかけて食べるのが当たり前だった。それがあまり一般的ではないと知ったのは10代になってからだ。 水餃子にソースというと、だいたいは驚かれる。『水餃子 タレ』で検索してもポン酢、醤油、市販のタレが主で、ソースが出てきた試しがない。 でも、一度試してみてほしい。できれば好きになってほしい。 醤油やポン酢ももちろんおいしいのだが、ソースのほのかな甘味が水餃子をまろやかで優しい味にしてくれるのがたま

          餃子にソースのすすめ

          16時間断食で今日もごはんがおいしい

          『人が新しいことを習慣化するのに21日間かかる』と聞いて以来、新しいことを始める時はとりあえず3週間続けることを目標にしている。もちろん3日も続かずに、やめてしまったこともたくさんあるけれど。 そんな私が年明けからやっていたのが16時間断食だ。1日24時間のうち、『16時間連続してなにも食べない時間を作る』という断食方法。 1月上旬から始めて3週間が経ち、さしあたっての目標を達成した。 16時間断食は今後も続けていくつもりだが、3週間継続できたことを1つの区切りとして、

          16時間断食で今日もごはんがおいしい

          【#今年学びたいこと】おもてなしのお茶

          緑茶をおいしく淹れられるようになりたい。甘さとまろやかさ、緑茶のいいところをしっかりと感じられる味が理想だ。 きっかけ最近、家によくお客様が来るようになった。同居している母方の祖母が認知症となり、介護サービス関係の方々が話し合いのため家に訪ねてくる機会が増えたからだ。 寒い時期、うちでは急須で温かい緑茶を淹れて客人に出すのだが、私はこれがとても苦手で味が安定しない。 (暑い間はやかんで煮出した麦茶を冷蔵庫に常備しているので問題ない。やかんで麦茶は、失敗する方が難しいと思

          【#今年学びたいこと】おもてなしのお茶

          洗剤を使わずに壁紙のカビを取ってみた

          強い洗剤が苦手で、できれば使いたくない。特に塩素系漂白剤。皮膚につくと荒れるし、服につくと色が落ちるし、他にも注意しないといけないことが多いからだ。 それら全てに気をつけることができるなら、私のそそっかしい性格はとっくに直っている。 2023年の暮れ、そんな私でも「これは強い洗剤を使わないとな」と覚悟する事態が起きた。 普段目につかない場所の壁紙に、いかにも頑固そうなカビがびっしりと生えていたのだ。 殺菌力の強い塩素系漂白剤、あるいはそれなりに強力な洗剤でなくては取れ

          洗剤を使わずに壁紙のカビを取ってみた

          ラム酒入りホットチョコレート

          お酒が出てくる歌やダージリンに使われる「紅茶のシャンパン」という表現を早く体感したくて、子どもの頃は大人に憧れていた。当然のことだけど、その頃からお酒は大人の飲み物だった。 ▼本筋には関係ないけれど、「お酒」が出てくる私の好きな曲 「大人と子供」矢野まき 大学生の時、初めてお酒を飲んだ。一番最初はきれいな紫色のバイオレットフィズ。どんなに度数が少なくても、甘いジュースみたいな味でも、「お酒だ」と分かる感覚や味があることを知った。同時に、自分があまりお酒に強い体質ではないこ

          ラム酒入りホットチョコレート

          2023年末に2022年を振り返る

          タイトルの通り、自分の2022年がどんな年だったかを振り返っての覚書だ。どうして2023年の振り返りではないのかというと、この年末に2022年の手帳を捨てるから。その前に覚えておきたいことをnoteに残しておこうと思い、パラパラと読み返してみた。 2022年、ロシアのウクライナ侵攻の開始や安倍元首相の銃撃事件、梨泰院の雑踏事故などがあった年、私はキャベツの代わりにざっくりと切った手の出血が止まらずに救急外来に駆け込んだり、当時の上司への苛立ちを手帳に書き殴ったり、共に暮らす

          2023年末に2022年を振り返る

          【シンプルな暮らし】クエン酸で掃除した浴室扉のビフォーアフターと余談

          分からないことがあれば、まず親に聞いて知識を得ていた子ども時代、母に「お風呂場の扉の黒いカリカリは取れないの?」と聞いたことがある。母からの答えは「それは取れないの」だった。 子供だった私は、家にたくさんあるどの洗剤でも黒いカリカリは取れないまま、今後も少しずつ蓄積されていくものなのだと思っていた。 分からないことがあればインターネットですぐに調べられるようになった今では、そんなことはないと知っている。黒いカリカリは、水道水に含まれるカルシウムと洗剤や人のアカに含まれる脂

          【シンプルな暮らし】クエン酸で掃除した浴室扉のビフォーアフターと余談

          【読書感想文: 料理なんて愛なんて】料理嫌いな私の回顧録

          タイトルからして気になっていた、佐々木愛さんの「料理なんて愛なんて」。料理嫌いで「料理は愛情」に振り回される主人公の本音に共感する部分も多く、一気に読み終えた。 この記事を書いている私(南天)の個人的な話になるけれど、私も基本的には料理が嫌いで、「料理は愛情」ではないと思っている。少なくとも、「料理=(イコール)愛情」ではないはずだ。極端な話、夫に出す料理に薬を盛って寿命を縮めようとする妻もいるというのだから、愛情じゃない料理だってきっとある。「料理は〇〇」なんて、料理をす

          【読書感想文: 料理なんて愛なんて】料理嫌いな私の回顧録

          【シンプルな暮らし】自分にとってのぴったりを忘れるな

          使いこなせなかったり、自分の優先順位やライフスタイルに合わずに手放したモノを、もう一度買ってしまうことがたまにある。 最近では、なぜ捨てたのかをすっかりと忘れて買い直した手帳のテンプレート。手帳に予定や天気、気分を表す顔のアイコンを取り入れて、文字ばかりの中身に遊び心を加えたかった。薄いプラスチックの板のくぼみをなぞると、絵心のない自分でもうまく速く絵やアイコンが描けると思って買ったのだ。 しかし、テンプレートを見ている分にはいいアイコンなのに、使ってみるとそううまくはい

          【シンプルな暮らし】自分にとってのぴったりを忘れるな