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尾瀬の雪どけ 大辛口純米

海老原商店の海老原です。ご来店のお客様では十四代を代表とする豊潤旨口系を好むお客様、シャープな切れ味で辛口を好むお客様、大きく2つに分かれます。海老原商店の日本酒の7割は豊潤旨口系、3割が辛口系です。本日紹介させていただく日本酒は「辛口」の商品です。

酒蔵:龍神酒造
住所:群馬県館林市
日本酒度:+10
度数:16.5度
精米歩合:60%

龍神酒造の歴史ある酒蔵です。創業は1597年。何とまだ戦国時代で、関ヶ原の前です。なぜ尾瀬の雪解けという冠名称があるのに龍神なのか?これは、尾瀬の雪解け水で出来上がった龍神の井戸を仕込み水として使用しているからです。

徳川幕府になり、館林は館林藩になります。館林といえば徳川御三家の榊原氏。最終的には廃藩になってしまうのですが、北関東発展の礎を築いた人物であり、龍神もその成長を支えた酒蔵だったのではないかと想像します。社長の毛塚勲氏は何と17代目です。17代家を存続させるってすごくすごいこと。そして、尾瀬の雪解けはめちゃくちゃ旨い。春にはピンクのにごり酒。夏には甘口の龍神が出ます。関東に住んでいるなら龍神は絶対に飲まなきゃ損です。

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