今日は

猫の日。母の誕生日だ。

わたしは小さい頃から母とうまくいかなくて、憎んで憎んで嫌って嫌って、25歳を過ぎた頃にようやく、だんだん母のことがどうでも良くなってきた。夢に出てくることも減ったし、突然怒りに燃えることもその頃からほとんどなくなった。

離婚したときも、敢えて姓をそのままにしたほどだ。母と同じ名前さえも嫌だった。

母と音信不通のような状況になり、もうすぐ3年経つ。それでも母と会えば、昔の感情が蘇ってきそうで、帰国することがあっても会うつもりはなければ、勇気もない。渡航する前に成年後見人を立てておくべきだったか否か、と何度か考えた。わたしが母の、たった一人の娘なのだから。

顔は、母に似ただろう。背も低い。声も似ている。だが彼女の性格や考え方は、わたしには到底理解できない。
だけどただひとつ解っていることは、母も、ものすごく弱いということだ。その弱さ故の、あの言動、恐怖心からのあの言動、と頭では分かっていながらも、許せない、許したくない自分がいる。わたしは間違いなく彼女の発言や行動で傷ついたのだ。つまり、結局わたしも弱いのだ。認めたくないけれど、似たもの同士なのである。


【生活余談】

今の彼とはもう無理な気がしてきた。仕事は楽しいから日本に帰りたいとは思わないが。
相変わらず、龍が如くに沼ってます。最近は救急病棟のヘルプが多くてスマホを見たら、毎日脅威の2万5000歩、歩いていました。痩せそう。

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