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前線

キモいことを言うけれど、わたしは戦争映画に一番心ときめく。特に、ヨーロッパの前線の描写には特に目がない。

去年リメイクが公開されたドイツ映画「西部戦線異状なし」。全部で4回観た。生々しい戦闘と、だんだん感情が消えていく兵士たち。彼らはそのうち見失う。戦争の記憶を持ったまま、家に帰ったら幸せなのか、誰もが解らなくなる。

いいなぁ。前線で死んだら、幸せだなぁ。怖くて、残酷で無意味な最期。なんて美しい。

戦争に行ってあげるわ熱い雨やさしくさける君のかわりに

江戸雪

祖父はわたしと入れ違いに、白血病で亡くなってしまった。彼の武勇伝は第二次世界大戦で徴兵され生き残ったことと、戦時中のヨーロッパで凱旋門を見たことだった。ボコボコになった粗末な水筒が祖母の家にあるのを見て、小学生のわたしは心躍らせた。いいなぁ。素敵だなぁ。なんで戦時下に生まれなかったんだろう。


お絵描きアプリに引き続きハマっている。なんなら上達した気がする。

西部戦線異状なし


ダンケルク


前世では戦争に行ったのかもしれない。神のみぞ知る。


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