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52:アフリカ地方生活1ヶ月の生活費

 Bonjour!

 今日はアフリカ地方生活で1ヶ月にかかった生活費について話します。

 内訳はこんな感じでした。

 ※以下の画像は日本の家計簿アプリを使用しているため、単位は「円」と表示されていますが、正しくは「FCFA」(アフリカの元フランス領で使われている単位)です。

2024年2月の家計簿

 合計101,703FCFA = 日本円で約25,000円でした。

 ※参考までにベナンの平均月収=自宅警備員の月収は40,000FCFA (日本円で10,000円)です。

 一番お金がかかったのはまさかの活動費。テストや宿題の印刷代がほとんどを占めています。テストは活動の結果を数値化するために、宿題は個別指導をするために必要経費です。

 ちなみに家賃はJICAが直接大家に支払っています。(コロナ前まではベナン政府が家賃を払っていたが、今は…。)

運が良かったら買える🥔
味は日本と同じ!

 「途上国は物価が安い」と思われがちですが、実はそうでもありません。

 彼らと全く同じ暮らしをすればもう少し節約できますが、安全面 (夜間の街灯) ・衛生面 (今月だとトイレの修理) ・メンタル面 (ネット) は日本人にとって必要経費です。

 また、首都にはフランスの輸入スーパーやパスタ・ピザなどの飲食店がありますが、日本の物価と同じもしくは倍以上の値段がします。

 例えば、シャンプー1本2,000円・牛乳+コーンフレーク1,000円といった具合です。

 任地に来て半年が経過しましたが、1月まではJICAの公務等で毎月上京していたのでタクシー代やホテル代、そして任地で生きるための食材や日用品の購入などでかなり出費が重なっていました。

 なので、今月はあまりお金を使わず生活できて嬉しいです!笑

とある日のご飯
🥔で作ったコロッケとポテサラ

 協力隊はJICAから給料は出ませんが、その国の物価から計算された生活費が支給されています。

 ただでさえ、肌の色が白い=お金持ちと思われているので、親しいベナン人にも「私はボランティアだから2年間給料はないんだよ」と伝えています。

 給料はないけれど、生活費はいただいているので、半分本当で半分嘘。

 仲良しの配属先のマダムたちに「たくさんコピーしてるけど、お金大丈夫?」と心配されることがあります。心苦しいですが、「嘘も方便」という言葉があるように、ここで生きるためには必要な嘘…。

 アフリカ地方生活、こんな感じで生きてます。


 nao

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