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強乱視30代による、ICL体験レポ👀

ICL、やってみました。

ICLは、Implantable Contact Lens(移植できるコンタクト)の略称で、角膜を削らないでできる視力矯正です。

この夏、ICL手術をやってきたので、体験談をレポをしようと思います!


第0章 私の結論 & 感想

めちゃくちゃよかったです。

現在手術後2週間でこのnoteを書いていますが、現在生活にいいことしかないです。

▼よかったこと(+)

【視界が良好】
乱視持ちなんですが、乱視がなくなってモノが二重に見えなくなった

【頭が冴える】
眼鏡なしで視界くっきりなため、朝目覚めてすぐ覚醒する
(地味に、コレが一番うれしいかも… かなりパッと目覚められるようになりました🙆‍♀️

【シワ改善🤣】
字が見えづらくて目を細める機会がなくなったため、みけんのシワがうすくなった!!!!!!(当社比)

▼あえてデメリット挙げるなら(-)

【刺激に敏感】
玉ねぎがしみるようになった!

【暗所でスマホが見えづらい】
電気消した真っ暗な部屋でスマホがやや見づらい。前は裸眼にむちゃくちゃ近づけて漫画読んだりできたけど、今はやや焦点が合いづらい感じ。(でもそのおかげで夜スマホが減って睡眠が深くなったというよきオマケが👍)

慎重にクリニックを選んで、費用と手間をかけてでも手術して、本当によかったです!

私は術後トラブルも今のところ無く、大変快適な毎日を送れているので、私のクリニック選びから実際手術がどんなだったかと術後数日の注意点について、noteレポしていきます〜📝
ICL気になっている方に、少しでもお役に立てばいいな。

※なお、あくまでひとりの体験談として、お読みくださいませ。
(私の体験っていうだけで、効果を保証したりするものではありません💦)

第1章 クリニック選び編

ここからもう、すでにキモ!

というか自助努力で成果が変わるところってほぼこの工程しかないと思います!最初からクライマックスだぜ🍑

ということで、私は比較表をつくって検討しました。

私の居住地は首都圏で、周囲にはたくさんのクリニックがあります。
みんながみんな自分の良さをうたうHP群は、それぞれを見ても比較できません。そこで、検討基準を一律に設けた方が比較しやすいと考え、表にしました。

▼比較表こんな感じ

クリニック比較表(2022春 にしこ個人調べ)クリニック名と場所はふせます

本来、手術のような非コモディティなものをQCDで比較するのもいかがなの?感はいなめませんが、この工程で、どれだけ数字を開示してるか?とかHPで重視しているのは「問い合わせやすさ」重視なのか「術後フォローの手厚さ」で信頼感訴求をしているのかなどなど、クリニックが力を入れているポイントもほんのりわかる気がしました。

そして、その中で最も譲れない基準は自分的にどれか?に照らし合わせて選びました。

私はかなりビビリな方なのと、高額な出費でしかも手術、「失敗したくない…!」感が強く、優先度トップは手術成功率、次点で納得いかなかった際のアフターフォロー、次点で費用、そして通いやすさの順で比較し、決定しました。


ちなみにやってみた後の感想としては、「通いやすさ」項目もわりと大事ということ。

というのも、事前検査系は私の場合は必ず朝イチ(8:15とか!)で、しかも検査で3回+手術日+翌日+1週間後+1ヶ月後検査の合計7回通うことになるので、通いやすさによる負荷軽減は想像より大きいためです。


第2章 手術前検査(適応検査→術前検査→PCR検査)

私がお世話になった病院では、手術前通院は、合計3回でした。
YouTubeやネット等での比較においては、この回数はどこのクリニックも変わらないような気がしています。たぶん。

ちなみに手術前の検査ステップはこんな感じでした。

ステップ0 予約

ネット or 電話で、適応検査日を予約
この際、持病によっては断られることがある

ステップ1 適応検査

目的 :ICLを施術できるかどうかの検査
日程 :任意の日程
時間 :任意の時間、早くない時間でも予約取れる+1時間もかからない
どこのクリニックでもそんなに早朝限定の予約時間縛りはなさそうだった

ステップ2 術前検査

目的 :入れるレンズを決めるための検査
日程 :だいたい手術日1ヶ月前(ここの測定結果で手術日が確定する)
時間 :朝イチ指定で選択できず(他のクリニックは不明)

ここは、超超超!大事な工程!!
視力や目のカーブなどなどの情報の正確な確認ができないと、目にレンズを移植してから「イマイチ見えません」となってしまう。
ICLのいいところは万一失敗しても修正できるところとはいえ、修正にはレンズ2枚合計で約10万円程度がかかるし当然再手術なので、この工程は、まじオブまじで入念に真剣に挑む必要ある工程!

ポイント!
ふだんコンタクトをつけている方は、事前にはずしておく期間がある。
コンタクト着用により角膜が本来の形からカーブが変わっていたり、角膜がむくんで分厚くなっている場合があり、つけていると正確な検査データがとれなくなるためらしい。

これは私的な印象なんだけど、このコンタクト着用禁止期間はクリニックによってだいぶ異なっている印象。
ソフトコンタクトは1週間前からはずしてくださいと書かれているクリニックもあれば、3日前のところもある。さらに、私のクリニックは当日のみ着用不可で前日まではOKだった。
(個人的な話ですが、私は強度の近眼 & 乱視で、自分の眼鏡姿が好きじゃなくて、当日のみでOKなのはすごく助かった…)

なお、この工程、注意事項としては、帰り道がめちゃくちゃまぶしくなること!
検査に際し、”瞳孔を開く目薬” を点眼するので、外が恐ろしくまぶしい☀️👀 
帰り道用にサングラス必携です。

ステップ3 PCR検査

目的 :施術されるにあたってコロナ陰性を証明するための検査
陰性じゃないと手術受けられないのでね…

日程 :手術の2日前
時間 :これも朝イチ指定

第3章 手術当日〜手術直後

ようやく!当日!
さすがに当日は緊張しました🤣
いうても目を切るんでしょ… 痛そう… っていう緊張です。いまさらだけど!ちなみに、痛みは、結果的には杞憂でした😌

当日の流れ

時間も、あくまで私の場合‥

受付〜前処置

8:15〜
・入院部屋に案内
・手術着に着替え
・検温・血圧など
・点眼(瞳孔開くやつ)

手術!

9:30頃お部屋を出発
たぶん10時頃手術だったんじゃないかな?

・手術後歩けないため、車椅子で運んでもらえた…!
・点眼麻酔を何回か受ける(点眼麻酔けっこうしみる)
・いざ手術台へ…!
・歯医者さんの椅子みたいのに座った(緊張…)
・顔に目出し帽的なカバーかけて目だけ見えるようにしてくれる
・目を閉じないように器具でおさえてもらえるので、自力で目をあけようと我慢しなくていいの安心
・先生が手術開始を宣言
・麻酔がきいてて何もわからないでいると声をかけられた

今切りましたが何か感じますか?」
「エッ…!?」
「麻酔、効いてますね👍 続けます!」

(麻酔ってすごい〜 全然痛くなくてよかった〜!!)

・目に埋め込むコンタクトを入れる時、眼球を指でグイグイ押されてるような圧迫感を感じる
・レンズを入れる1回と、レンズの4すみを固定する何かを入れる4回(たぶん)の、合計5回くらい、目をグイグイ押されるので「エッ まだ押すの… ちょ、そろそろかんべん…ウッ…」みたいな気持ちにはなるものの、特に痛いわけではない
・そのグイグイが終わると片目おわり!

「まじか、わりとグイグイおされたけど痛みはなかったなァ!よかった〜」

…なんて思っていると目の中を消毒で流される。全く痛くないけど目に水がながれてるの不思議な感じ
・これを両目やっておしまい。


手術直後

強いて「痛い」といえば、術後1〜2時間くらいがいちばん痛かった。

手術直後数分はずーっと目を開いていた反動と目が切れてることから、かなりジュワワ〜って感じで涙が出るのがわかる。

「すごい涙でますね…💦」って看護師さんに訴えたら
「血が混じってますけどすぐおさまりまーす🌸」って朗らかに言われる。

「エッ 涙に血、混じってるん…(ふるえ)」って気持ちになる。

ちなみに後で見返したらマスクに涙と血がついてた。
マスクの替えは持って行くのがおすすめ。

術後、お部屋にて

10:30頃〜
車椅子でベッドまで運ばれ、1時間おきに点眼タイム。
点眼タイムでは3種類の目薬を5分間隔をあけて点眼。

「1時間おき、めんどくさいな〜」と事前は思っていたが、手術後はむしろ安心する。

「なんか目が消毒されたり痛みをおさえてくれてるっぽい感じがする…!」という謎の安心感。

手術直後はは焦点もあんまり合わないからスマホもさわれないし、目の前におふとんがあるし、手術緊張したし、目を守ってくれるゴーグルみたいなやつも貸してもらえるので、安心して眠る。スヤァ…
タイマーをセットして必要時間には点眼 → 眠るの繰り返し。平和。

お昼
ランチ!病院食おいしかった♪
ランチ後、点眼からの睡眠。平和。

13時頃(手術から3時間後くらい)
このあたりで、スマホがしっかり読めるようになってくる。

遠くの方が見やすく、近くの細かい文字に焦点を合わせようとするとやや目が筋肉痛みたいに痛い。あとライトなどまぶしいものが目に入っても同じような痛み。

どうやら、目が、レンズが入った状態でのピント調整になれてなくて痛みを感じている様子。

13:30頃
術後の検査
「レンズしっかり入ってますね〜 位置も完璧です🙆‍♀️」と言われ、めちゃくちゃ安心する。

14:10 退院
退院、はやっ!と驚く。
視界もバッチリ見えるので、部屋から自力で出てお支払いを済ませ、さらっと退院。

退院時は、検査時と同じく瞳孔が開いているのでス〜パ〜まぶしいです。目を保護するゴーグルをかけているのでサングラスもかけられません。レンズを入れた直後はまぶしいと目が痛くなるため、まぶしいし痛いしでやや目を細めてあるいてしまい、足元が危なめ…。

私は念のため家族に迎えにきてもらったので、家族の腕につかまりつつ歩きました。可能な方は、誰かに迎えに来てもらってもいいかなと思います。

ちなみに瞳孔の開きは夜には落ち着いて、スマホもライトも難なく見られるようになりました。

目の切開部分(多分黒目の上、まぶたでかくれる部分)は多少血液が残っていましたが、まぶたで隠れるのでほとんど外から見てもわかんない感じでした。やや充血してるかなーくらい。花粉症のときの方が充血してるかも、という程度でした。

そしてその日の晩はゴーグルを着用したまま寝ます。ゴーグル、安心…。

第4章 翌日〜1週間

翌日、再度病院で検査が必要です。
ちなみにこの次点で、右1.0 左1.5 出ていました。そして乱視が出てませんでした!!ふぉぉ…

私がICLを決めたのは、コンタクトをしても乱視が矯正できなかったため、というのが最大にして決定打の理由。

乱視が強すぎて対応するコンタクトがなくなっちゃったこと+乱視の軸の傾きが市場に流通してるものでは対応できない角度だったことの2点から、常に乱視のまま生活してたのです。

それが!
無くなった!!
本当にびっくりするほど快適で、感謝感激でした…
PCの文字も美しい写真もかわいいイラストも遠くのビルも二重になってない世界、万歳!!!

(この翌日検診でゴーグルは返さなければならないのですが「寝る時怖いからまだ返したくない」と先生にだだをこねてみたところ「上と下が閉じている必要はないので、100均で売ってる伊達メガネでOKです👍」と言われ、帰りにSeriaで伊達メガネを購入しました。)

ちなみに、目が圧迫されている感覚の痛みは2日目くらいまではありました。とはいっても2日めには痛みも出血も相当薄らいでいて、ちょっと違和感あるな、程度でしたが。

1週間後検診

両目で2.0、片目ずつは1.5がそれぞれ出てました。
自宅のリビングからお向かいの屋上が見えるぜ…

痛みは違和感レベルではまだあるものの、あと1週間もすれば消えると診断を受け帰宅。私は他の人より治りが遅いっぽかったので、通常通りいけばもっと早く違和感は無くなりそうな感じです。

その後 家で

点眼
退院後は、毎日1日4回、点眼が必要です。
3種類の目薬を5分間隔で点眼します。
クリニックが点眼チェック表なるものをくれるので、忘れることもなくきちんと点眼管理ができました。

メイク
ちなみに4日め以降からアイメイクや洗顔が可能ですが… ビビりの私は1週間はアイメイクを控えました。

黒目が小さくてカラコン無いと外出できない民だったのですが、カラコンは1ヶ月はできないそうなので、小さな黒目で生きています。(1ヶ月後の治り度合いにもよるそうだし、基本はあんまりしないほうがいいそう)


最後に やってみての感想

とにかく、コンタクトや眼鏡をしなくても目が見えるのが予想以上に最高なので、個人的には超超超おすすめです。なので身内とかにはすすめたいなと思いました。

(もちろん手術だし、100%成功するものでもたぶんないのだろうから、決定はご自身で、お医者さんに詳しく説明をきいて、情報収集などをして納得して、いわゆる「自己責任」で選択するものかと思います。)

🕊

最後に、事前にやっとけばよかったこととかこれは注意だなポイントもいくつかあったので、まとめておきます💡

これは注意だったなポイント

【季節】
手術当日、夏はいちばんオススメしない!
洗髪 & 洗顔、術後3日できないので!シャワーもNGだし!
というわけで夏はかなりの忍耐が必要…!

洗髪は美容院であれば可能なんだけど、正直3回シャンプーだけ予約するのも微妙だったし、洗顔はどのみち3日できない。
個人的には、できれば汗をかかない季節がいいと思う…

【洗髪】
・「目の手術をしたため、目に水がかからないようにしなければならずシャンプーをお願いしている」旨を美容師さんにしっかり伝えたほうがいい
(ちょっと面倒でも…)

美容師さんの洗髪ならOKな理由は「水が目に飛ばないから」。
でもたまたま私が行った美容院は新人美容師さんと思われる方がシャンプーを担当してくれて、顔にタオルも不織布もなく、ほっぺたあたりに水が飛んだのですごくヒヤヒヤした。

翌日は理由をお伝えしたら不織布をかけてくれました…🌸ありがとうございました…

【用意する物】
・当日持参
ティッシュと替えのマスクは持参がおすすめ
私はティッシュを持っていかなかったため、術後予想以上にこぼれる涙などの対応に困った
マスクは前述のとおり、血が混じった涙の色がついた

・手術日までに買っておくと安心
伊達メガネ
これも前述のとおり、ゴーグルは当日のみしか貸してくれなさそう(他クリニックは不明)
伊達メガネがあると寝る時の安心感がすごいので、私的にはすごいおすすめ

・術後の外出時
サングラス or 伊達メガネを持ち歩くのをおすすめしたい
手術後に1週間ちょっとのある日、強風で目にゴミが入って痛かったとき心がざわざわした 

秋とか台風のシーズンや春風舞う季節なども、結構目にゴミが入りやすいと思うので、サングラスか伊達メガネをかばんに入れておくと安心じゃないかな…


🕊

こんなところでしょうか。

現在、術後2週間ちょっとなので、1ヶ月検診やその後など、また追記する内容が増えたら追記していこうと思います!

私の体験談が、「ICL興味はあったけどどんな感じなの?」って方々に少しでもお役に立てれば幸いです🌸

長文note、お読みいただいてありがとうございました!

2022.8.12

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