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いかにして職場で楽をするか

こんにちは。今回は「楽をする」について。

努力と楽

私は基本的に努力量ガッツリでことを為すタイプだと思っています。

そのため、現時点で使える努力の手札がないときに、使ったことがない行動パターンを取ることを非常に苦手にしています。

そしてこれによって生じるもう一つの苦手分野が「新しい選択肢を取って楽をする」ことです。

なまじこれまで努力でなんとかしてきただけに、努力量を積む以外の選択肢が見えないことがままあるわけです。

ですがここ最近の時代の流れは「人間にしか出来ないこと以外はAIや自動化に任せたいよね」という方向だと思っているので、何でもかんでも努力量でこなしていく時代ではないのかな、と考えることも出来ます。

今回は私の苦手分野である「楽をする」についてあえて内省してみたいと思います。

楽をすることは悪いことではないはず

まず、現代に至る前においても楽して結果を出すことは決して悪いことではなかったはず、むしろ推奨されることだったとは思うんですよ。

また、それに際して諸々の試行錯誤が行われることも同様に推奨されることです。

ですが、私の場合はそれがわかっていてもなお、一部の楽をすることが悪、と捉えている節があるわけです。

目的外の行動

これはおそらく小学校とか中学校での「授業中は余計なことをしてはいけない」的な教えの拡大解釈に依拠するものだと思っています。

この余計なことに「他の仕事で忙しそうな上司への報告」も含まれてしまっているのはまた新たな問題になりますが、それはそれとして。

私の中で「リラックスすること」もまた、余計なことに含まれている疑惑があるわけです。目的となる活動から気を抜いて、それ以外のことをしているわけですから。

ですが、実際にはリラックスする時間をとる、全力で事に向かわないほうが効率が良くなったり周りが見えたりするケースなどごまんとあるわけです。

さらにいえば、そのリラックスした・視野の広い状態だからこそ「楽をする」選択が見える、とも考えられるわけですね。

楽をするための思考の転換

では、私はこれからどうすれば「楽をする」方向に向かえるのかを考えてみます。……正直それがわかって実践できていれば苦労はない、という話になるかもしれませんが。

まずは純粋に「リラックスする(ことを目的とする)時間」を取ってみることが考えられます。

一度はリラックス目的で過ごしておかないと、その恩恵を知ることも出来ませんから、第一段階としてこれは必須でしょう。

次に、職場や作業中に適度に楽をするために、という話になりますが、これはいくつかの対策を組み合わせる必要があります。

つまり「自分のその日の活動内容を決め」て、「活動に必要なリソースを見極め」、それに合わせて「時間を配分する」ことかな、と思っています。

楽をするための具体策

まず、今日一日で自分は何をどれだけするべきか、それはどれだけの時間をかければ終わるかを定義する必要があります。

一日で仕事を10単位やる必要があり、1単位仕事を進めるのに30分かかるとするなら、集中して仕事をするのは5時間で十分。一日8時間労働を前提にすると3時間余る計算です。

もちろん実際には仕事は無限に存在し、余った時間を作れば次の仕事がやってくるわけですが、これを防ぐのが「定義」=これだけはする・これ以上はしないというボーダーラインの存在ですね。

これがないと、自分の努力量が十分か・不十分かの基準がわからず、渡された作業は全部急いでやらなければ、という馬車馬的な思考になってしまうと思います。

次に余っている3時間を適度に分割し、一日の予定に散りばめることになります。

これは小休憩でもいいですし、作業時間と合成し、ゆっくりリラックスして仕事を進める時間、としてもかまわないと思います。

これらの設計をきちんと行い、実行することで、周囲への悪影響を防ぎつつ、自分の余裕・楽を保つことができるのではないか、と思います。

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