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独立しても抜け出せていなかったお金のこと

こんにちは、クッキー屋クル店主のナオです。
13年間お店をやってきて培った「好きなことを仕事にする」ことを健やかに続けていくためのコツや考え方をお伝えするnoteです。


わたしはもともとサラリーマンとして働いていて、その間に焼き菓子を焼くことに目覚め、その後独立して13年目になります。

自分でお店をやることと、会社で働くことは全てにおいて全く違います。
まだ企業に属しているかたも「そりゃそうでしょ!」と頭ではよくわかっているかと思います。

実際に起業してからは、行動も変わるし、思考も変わる。むしろ変えなければやっていけません。

だけど、ここ最近まで囚われ続けていたんだ…!と驚いたがあります。

それは、「お給料をいただく自分」です。

毎月決まった日にお給料が振り込まれる。

サラリーマンにとっては当然の事です。

だけど、個人事業主は、これが当然のことではない。
全く収入のないことだってあるだろうし、むしろ赤字の事だってある。

逆に、すごく収入のある時もある。

お給料という面で、どうしても月単位で事業の良し悪しを判断してしまっていたんだな、と。
でも、個人事業主の評価はもっと地続きになっている事を認識しておく必要があるな、と。

なぜなら、このお給料脳でいることがものすごくセルフイメージを下げることになるからです。
これがわたしはすごく大切だと感じています。

もちろん個人事業主であっても、毎月生活にお金が必要ですから、自分のお給料を用意するわけですが、時期によってはスタッフよりも低いお給料しか出せなかったり、自分のポケットマネーから持ち出しすることもあるかもしれません。

その、企業で働いていたときの記憶があるので
月のお金が自分に用意できない
という状況は、想像以上に自分のセルフイメージを下げます。
自分の給料もろくに出せないなんて…
と。

ただ、地続きで考えていられれば、
ではこの状況から打破するにはどうしたらいいか?
その分来月に売り上げを上げるにはどうするか?
次の強い季節にどうお客様を呼ぶか?

と、考え方をまたここでも変えていく必要があります。

とは書いたけど、コロナを経験してからは、先に期待しすぎるのも危険だなとも思っています。しっかり直近で最大限できることをやっておく。
現実的な視点はかなり近いところを見ながら、気持ちの部分ではちょっと引いた目で見る、そんな感じでしょうか。

これ、結構陥ってる人多いのではないでしょうか?それだけ、毎月お給料が出る素晴らしさも感じます。笑

お給料をもらっていた、ということが精神的に与えている影響を意識するのも、何か気づくきっかけとなるかもしれません。

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