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グランド・ジャーニー

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「グランド・ジャーニー」(原題:Donne-moi des ailles)を観た。今回はちゃんと映画だよ!
前にも少し書いたかもしれないけど、わたしは青春映画が好き。少年少女の成長っていうか感覚を描いてる作品が大好き。大人だと適当に折り合いをつけていってしまう感覚にも敏感な青春時代。良いね!輝いてるね!って野次を飛ばしたくなっちゃう。
この映画は子どもからちょうど思春期というか青春時代に入る男の子を描いていて個人的にとても良かった。自分の青春時代(そんなものはなかったけど)あたりを思い返すと、この男の子の気持ちも理解できるし、お父さんお母さんの気持ちも分かる。大人になると子どもの頃の気持ちとか忘れちゃうってよく聞くけど、こういう作品を通して思い出すことで解消できるんじゃないだろうか…。世のお父さんお母さんや先生たちは試しに実践してみたら良いんじゃないかな!

そして何よりもこの映画を引っ張ってるのは圧倒的な自然!圧巻!脱帽!画面からマイナスイオン出てるんじゃないかってくらい大自然を満喫できた。ありがとうございます!
都会でせせこましく生きるのも人間っぽくて悪くないけど、一歩外に出れば都会の意味のなさに気づけるかもしれない。勝手に人間が作った建物の中で人間同士が勝手にひしめき合ってストレスをためてるなんて滑稽すぎる。自然の大切さはDNAレベルで刷り込まれてるんだなと思わせてくれる映画だった。

邦題がちょっとアレだけど、観終わった後にフランス語学習者は原題を読むと心をギュッと掴まれると思う。こういうのは外国語学習者の特権だろうな。まだまだ字幕無しで全てを観ることは難しいけど、続けていけば何処かに辿り着けるよね…。(不安)

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