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良い習慣は良いけど、周りを置いていくわけにはいかない

巷では、ルーティン動画や習慣化の本が話題になっていますが、私もその影響を受けた一人です。早速ですが、下記の動画がきっかけになります。

キーストンハビットとは、ある一つの良い習慣が身に付くことで、他の良い習慣が連鎖的に習慣化されること。

ユニグラ:人生を変える習慣 より

動画の太郎君の場合は、禁煙がキーストンハビットだったようですが、私の場合はお酒とタバコの両方です。元々、何かに依存する体質ではありませんが、おかげで余計な出費と時間が無くなりました。

【私の場合】
 嗜好品を止める
→体力、体調が良くなる
→身体を動かしたくなる
→運動をする
→運動パフォーマンスを上げたくなる
→人体、栄養について調べる
→読書をする
→色々なことに興味を持ち始める
→勉強→勉強→勉強→…

傍からすると「こんな上手くいくのか?」と思われますが、今振り返ると結果的なものなので、特段、目標を持っていたわけではありません。あくまでも自然発生的でした。

キーストンハビットによって、 心、身、頭、調子が良くなるので、何もデメリットはない気がしますが、下記のドラマを観て「あっ…」と思ったことがあります。

NETFLIXで観ました。
主人公とそのクローン人間によるヒューマンドラマです。

表紙の2人は同一人物です。下の人物は、完璧な習慣を持つクローン人間です。上の人物は、そのオリジナルですが、仕事も家庭もポンコツです。
彼には奥さんがいます。彼女は二人を目の前にして、最初は戸惑いますが、やがて優秀なクローンの旦那との生活を試みます。社交的で、健康的な、良い習慣を持つクローン旦那ですが、ある日、その完璧過ぎる彼に対して、奥さんの不満が爆発します。

「あなたは素晴らしい…けど、一緒に生活していると疲れるの!!」

「僕と生きる人生」:第7話 ピニャコラーダ より

これは「確かに…」と思いました。詳細は書きませんが、クローンの旦那は、休日の朝からテキパキしているわけですから、奥さんは気が休まりません。
これには私自身も心当たりあります。ある人にキーストンハビットの話をしたとき「お前、理想が高いんじゃない?」とだけ言われたのを思い出しました。

【習慣に捉われ過ぎてもいけない】

抽象的な表現が多い作品ですが、歴史的な名著だと思います。

合理的で注意深い考えから出た結論が、盲目的なことも多いのも事実。そのため、極限にまで抽象化され、分析されてた思考様式は最大限にまで単純化される。

アブラハム・マズロー 著 完全なる人間:第3部成長と認識 より

本書では、隙のない生活が却って孤独を生む危険性があることを示唆しています。いつの時代も習慣のバランスが求められているのだなと思いました。

今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は「勉強」について記事するのでよろしくお願いします。

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