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「日本の家族」という言葉からイメージすること。

「日本の家族」という言葉からイメージされるものは、現代では「核家族」、過去では「直系家族」である。

私の家も「核家族」であり、現代の日本では「核家族」が一般的であるように思う。

厚生労働省の国民生活基礎調査にある「世帯構造別にみた世帯数の構成割合の年次推移」2016年のデータでは、60.5%が核家族と示されており、やはりデータで見ても「核家族」が日本の家族の過半数であることがわかる。

「直系家族」、いわゆる「三世代世帯」は5.9%にとどまり、年々減少傾向にある。今後も減少していくだろう。

アニメのサザエさんやちびまる子ちゃんの時代では、日本の家族として一般的であったように思えるが、現代ではなかなかお目にかかれない家族構造だと思う。

「日本の家族」では、上記2つが容易に身近なものとして想像できるが、逆にそれ以外がなかなか想像しにくい。

そのほかには、東京の叔父さんの家に世話になったり、乳母に育てられたりするなど、戦時中の物語や太宰治の小説で時折出てくる場面が想起されるものの、正直なところ実感が湧きづらいものだ。

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