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幸せの存在

生命の源泉から生きる
という題名のNVC(非暴力コミュニケーション)の講座が先週末フィナーレを迎えた。

たったひと月の間に
多くの思いやりや愛情を受けとめて
人間らしさで繋がる関係を取り戻していく
講座の中だけでなく、自分の周りの世界も
自分の信じる世界に変える力がある、
そんなふうなことを実感している。

日曜に、81歳の父が我が家に来て
庭の木を伐採してくれていた。
私は昼寝していたから、あとから気づいて
ありがたいなと思って父のところへ行った。

このままにしとくと、手入れが大変だと、あちこちの木を根元から切る提案をしてくる父。
レモンが採れるし、今切らなくてもと思うわたし。
もう少しこのままで、と言ったところで
父の思いにきづいた。

もう年だから、足元にも不安があって
今自分ができること、今ならできるから
やっておいてあげたい、わたしを困られたくない
という愛情を感じ、
このくらいなら自分でも切れるから大丈夫だよ、と言ってみた。
こんなふうにいつも私達を見守ってくれていたんだな、と気づいた。2年前までは一緒に暮らしていて、仲が悪くなって、父と姉が暮らすことになってホッとした私からすると、ずいぶんと見えるものが変わってきた。
愛情が見えるようになってよかったな、とまたホッとしている。


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