見出し画像

温活

 職場で体調を崩すスタッフが後を絶たない。患者さんも咳や微熱が出てる人が多くいる。寒暖差が身体に及ぼす大きさを実感している。

 オムツ交換や入浴介助で動いていると感じないが、家でじっとしていると寒くてたまらない。
 昨日急遽しまむらに行って、あったかグッズを買い揃えた。裏起毛のスパッツ、厚手の靴下、膝下まである靴下、おヘソをすっぽり覆うパンツ、昔でいうところの毛糸のパンツ。

 先週に比べて10度は寒い外気温。しかし、万全の準備で気持ちよく外出ができたことが嬉しい。こんなことで達成感と喜びを感じる、めでたい自分を愛しく思う。

 お昼、ぜんざいを手作りして食べる。小豆をことこと煮て、丸めた団子を入れる。
 首にはネックウォーマー、靴下は二枚履き、手にはぜんざい。鏡に映る私は紛れもないおばあちゃん。それでもいいんだ。身体は自分で思っている以上に弱っているから。
 
 連休を満喫して、明日からまた仕事が始まる。温かいドクダミ健康茶を水筒に入れて、簡単なおかずと梅干しを入れたお弁当を持って、さぁ出陣だ。もちろん毛糸のパンツを履いて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?