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HITOTEMA レシピ「ココナッツのアイスクリーム」

夏は、ココナッツやチリ、パクチーやバジルなど、南国のものを欲する。

特にこの一年半は、海外をがまんしていた方が大半だったと思うので

そんな事を思うと、なおさら「食卓で旅」を楽しんで欲しいなと思い、8月のHITOTEMAの献立を組んだ。


今日は、私の大好きな「ココナッツのアイスクリーム」を紹介したい。

このレシピは、以前勤めていたビーガンローフードのカフェで学んだ

ロースイーツの基礎、「ローカシューナッツ」を使うレシピ。

ナッツにそもそも、「非加熱」とか「ロースト」といった種類が存在すること自体、意識したことがなかった人が多いと思う。(以前の私もそう!)日本では大抵はローストされたナッツが流通しているから。



ただ実は、10年以上前から、国外の食材はi herbというアメリカのサイトから直接個人注文が出来る上、60ドル程度で送料もかからず、1週間以内に届くので入手困難と言う事はないので活用するのは良いと思う。カシューナッツはこのレシピで1回に200g使用するため、数回で無くなるので、無駄な買い物になりにくいかなと思います。


さて、このアイスクリームは一切乳製品を使用しない。

けれども、それを言わなければ、おそらく全員が気がつかないクリーミーさと、ふくよかさを持った味わいに仕上がっていると思う。

ローストしていない生のナッツを使用し、それをしっかりとミキサー(バイタミックス)でなめらかにし、天然の甘味であるメープルシロップとココナッツシュガー、そしてほんの少しの塩で仕上げていくこのアイスクリームを食べると、胃袋が生命を感じる。


最近ずっと注目を浴びている「酵素」が含まれている食品でもあるためかと思う。「酵素」というのは47℃で死滅するとされるけれど、逆に低温(冷凍)でも死なない。


なので、ローカシューナッツを主成分としたアイスクリームでは、生ナッツの酵素がそのままカラダに取り入れることが出来る上、100g中約20gはタンパク質で脂はオレイン酸。嬉しい。


それでは材料を。材料は6種、カシューナッツとココナッツミルク、豆乳とメープルシロップ、ココナッツシュガーと自然塩。

多少ココナッツの風味が減るけれど、ココナッツシュガーはきび砂糖で代用しても問題ない。

〈ココナッツのアイスクリーム 作りやすい分量〉 

〈1スコープ30gだとして20スコープ分〉

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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