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スピリチュアルと作家の関係、出版界の構造

まずこの記事に書くにあったって
読者の皆様に注意して欲しいのは
誹謗中傷ではなく
事実に則っているということと

事実はそうなんだけど
受け取り次第で、悪口にも聞こえる場合があるという事。

ただし、どの個人も中傷しているのではなく
そういう側面がその人、故人達にはあったという話だと思ってください。


ページの頭にある画像は
出版社ヒカルランドのロゴマークです。
どのような出版社か?も含めて順序立ててお話ししていきます。

長い話になりますので、休み休みお付き合いください。


  1. 目に見えないものを信じる力

  2. 石ノ森章太郎、山本鈴美香、水木しげる

  3. 角川春樹、徳間書店、ヒカルランド

  4. 自費出版と詐欺師達

  5. 子宮スピリチュアル

  6. スピリチュアルと出版社と作家の渦(うず)

  7. カルトやマルチの対処法


1.目に見えないものを信じる力

漫画家や小説家、クリエイターは目に見えぬ力を信じています。
空想の産物の作品が奇跡を起こしていくのを体験しているからです。

鉄腕アトムがあったからこそ
人型のロボットを技術者達は追いかけるのだし
マジンガーZやガンダムがあったからこそ
人が乗れるロボットを技術者達は作ろうと日々努力します。

風も見えないし
音も見えません
熱もみえませんし
光線も見えない波長がある

でも存在しているようにこれらは機械で測定できます。

亡くなった人の言葉や
想い出が心にのこり
生きる原動力になっていても

それは機械で測定できません。
その人の心のうちにある事です。

あるいは本当に幽霊もいるかもしれません。
そばに立っているかもしれません。
確認しようがないものは確認しようがありません。

僕達、作家は
目に見えぬものを信じる力が少しだけ
他の方達より強い人種です。


2.石ノ森章太郎、山本美鈴、水木しげる


仮面ライダー、サイボーグ009だけでなく経済や歴史マンガを開拓した
天才石ノ森章太郎先生。

彼はアイディアを練るために
瞑想を習慣にした事は有名で
自宅の屋上にピラミッドを作り
その中で瞑想をしていたのです。

自宅の屋上に建設されたピラミッド
瞑想中

写真よく見ると
タバコ持ってますね。昭和スタイル好きです。

石ノ森さんに限らず藤子先生達も

「不思議な物」が大好きでした。


現代で言うとスピリチュアルなのですが
これは翻訳が間違ってます。

彼らは
「新しい物好き」だったのです。

霊的な物を信仰していると言うより

ネタとして新しい物を貪欲に取り入れる人達だったのです。

改造人間も、
サイボーグも人体改造が科学雑誌に特集されていたところから
発想をもらうのです。

石ノ森さんはマーベルやアメコミ好きで
スタン・リーのファンでした。その対談も生前されています。

その中に
世界的な
超能力ブームもあったわけです。
藤子先生のエスパー魔美や
横山先生のバビル2世

エスパーとは超能力のことですが
スピリチュアルではなく

科学、SFの題材だったのです。
当時は未知の力が科学的に証明できるのは?と思われていたので
エスパーは偽科学というか
期待値を込められた未来だったのです。

実際人体改造の未来は近づいています。

エスパーはどうでしょうか?


それよりも他のテクノロジーの進化の方が
超能力より進んでいるかもしれません。

新し物好きの漫画家達は
目に見えぬものを追いかけて夢想して
作品に昇華していったのです。

山本鈴美香先生は

エースを狙え!で有名な大作家で
他にも宗教色が強い作品を書いている。
むしろエースを狙え!が特殊なジャンルであり

本来の作風の上に
当時の
スポーツ根性ブームに乗せて書かれているのだろうと推測ができます。

元々巫女体質で
おろしてキャラクターを作るタイプの作家であったのだろうと僕は勝手ながら考えています。

よく女優さんや俳優さんが「おろす」というように
霊や天の啓示を自分の身体に入れるイタコのような作業をする人が
作家にいます。

これは能楽もそうなんです。
シテと呼ばれるのは主役の事ですが。

人間以外に
亡霊、精霊、鬼などを演じるために仮面をつけますが
能楽師達は
死者の魂をおろそうと努力します。
ある種シャーマニズムが芸能と結びついているのです。

山本先生はその素養がお有りになったのだと思います。

不動明王より「この世の菩薩、如来の役目がある」と啓示を受け、
木花咲耶姫の弟君である八郎坊大権現を信仰し、
山梨県塩山(現在は甲府市)にて神山会という宗教組織を立ち上げ巫女となった。
そうです。

現在は活動を停止しているそうです。

この他にも
「私はアマテラスの生まれ変わり!!!」と言っている
国民的ヒットの女性作家さんを存じていますが

僕には
本物と偽物の人の違いは分かりません。
これは最後の対処法のところで説明します。


水木しげる先生

とても大好きな先生です。
内容はシニカルでユーモアたっぷり
絵は緻密

戦争の体験談も面白いですが
妖怪や見えぬ物に対しての
親しみある目線が国民にも愛される大作家です。

先生の幸せの7箇条はみんなが知っておくべき名言です。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。


水木しげるさんをスピリチュアルだとは僕は思いません。
これは人生の経験の中から出てきた
言葉です。

現実的だと思いませんか?
実際リアリストだったと思います。
よく食べ、よく寝る。ストレスを溜めない。
健康をよく分かってらっしゃる。

水木さんの絵は美術学校に通っていただけあり写実的ですよね?
幻想的な絵では無いのに
それを現実の中に溶け込ませようとしている作風でした。

そのリアリストでさえ
目に見えない世界を信じる。というところが
とても理知的なのです。


3.角川春樹、徳間書店、ヒカルランド


怪しい雑誌といえば思い浮かぶのは
「ムー」ですが
ムーに書いてあったぜ!!ってことで信憑性があるなんて事は
東スポの宇宙人発見!!を真実のニュースだと思うくらいに無い話なので
割愛して

角川についてから
角川春樹さんの霊能力伝説をご存知ですか?

これを書くと流石に中傷のように聞こえるかもなので
このページを貼っておきます。
ご自分で判断してください。
https://collini-movie.com/kadokawaharuki-spirit-densetsu/

旧角川の元社長さんです。
追い出される形でやめましたが

社長さんがスピリチュアル信じていると
社員達も「社長それは幻覚ですよ」とはいい辛いですよね?

そんなこともあり歴史的に

角川には
占いやスピリチュアルや自己啓発本のラインナップが充実しています。

ある意味
角川から本が出ることは
占いや
霊能のお墨付きに見られる事も多いので

大物のスピリチュアルの人達が
本の発行をしていることが多いです。

徳間書店はどちらかというと
僕の好みのスピリチュアル本を刊行しています。


角川はよりライト、バカ向けのような感じを受けてます。
占いも含めてですが
できるだけバカにわかるようにスピリチュアルを紹介
解説してる本が多いような気がします。「占い寄り、子供向け」

角川の「誰にでもできるチャネリング」

なんてタイトルは正気の沙汰とはおもえないほどですが

徳間はなんとなくそれより
少しだけ理知的な層に向けている「哲学、思想」に寄ってる気がします。
個人的な意見ですが。

ジブリ臭?

そうジブリ臭。

https://www.tokuma.jp/book/b503424.html


さてあまり
馴染みのない出版社名が出てきます。
通な人はみんな知ってるんですが。

冒頭に出てきたヒカルランド

ロゴマーク
どこかで見たことがお有りになる絵じゃないでしょうか?

分かった方凄いです。

さくらももこさんです。
静岡の至宝、日本の国民的作家ですね。
アジアでの人気も凄いし
僕も大好きです。


このロゴマークの経緯です。
さくらももこさんの逝去の時発表された
ヒカルランドの社長のお言葉


葵の紋所のようにそりゃ効くよね。さくらももこ、国民的漫画家だもの

さくらももこさんは
他の作家さん達同様に
「不思議な物」を信じる人だったようです。

スピリチュアルと言って良いでしょう。

ヒカルランドから
さくらももこさんが監修して販売されている物も
周波数を安定させる森修焼の食器など

さくらももこさんは
民間療法を含めた癌の治療中にお亡くなりになりました。

(正確には病院の正規の治療が遅れたとの事
小林麻央さんと同じ病院で。)

ヒカルランドの商品は
角川がバカスピ
徳間がジブリスピ
だとすると

徳間から独立した編集者の
ヒカルランドは

「本物臭、ガチっす」


著者は
自称超能力者だけではなく
自称宇宙人
あとは
自称神様が沢山出てきます。

またこの出版社の面白いところは
著者のセミナーを紹介していることです。

メッカ!

これらの本、、、本当に
出版社が利益出すために出版している?

そこに
色々カラクリがあるのが
出版界です。

4.自費出版と詐欺師達

角川も自費出版をしています。
金を出せば誰でも出してくれるわけではありませんが
お金を出す事で
本を出版するシステムがあり

それが自費出版です。

角川から独立し
幻冬社ができました。
幻冬社の自費出版の部門ルネッサンスのHP

簡単にいうと
お金を出すと
本を出せるのです。


本を出すメリットはなんでしょう?
自民党の二階議員の書籍代3500万が話題になりましたが、、、
この記事をお読みください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56e7298527ea4d8fad8c7cbc369add8ba0245b16

カラクリ
理解できてきましたか?

著者が政治家や詐欺師、占い師、神様、宇宙人

出版社がお願いして本を出している場合と
詐欺師達が自分でお金を出して出版している場合があるのです。

出版社は
ビジネスで本を作っているので
利益を出せたら良いわけです。


著者達は
本を出し書店で並ぶことで
信頼を得ることが容易になるのです。


角川だけではなく
講談社グループも自費出版をしています。

多くの読者には

出版社が厳選して選んだ作家と
著者がお金を出した本の違いがわかりません。

というかプロの僕にもわかりません。

5.子宮系スピリチュアル


この子宮系というスピリチュアルの解説をすると
確実に誹謗中傷になるので
今回は本のカテゴリーとして語ります。

教祖と呼ばれる
子宮委員長はる事、さやりんごさんは
KADOKAWAや他で著書を何冊もだしております。

双璧
happyちゃんも
ヒカルランドでベストセラーを出しております。

長崎県壱岐で
今、子宮系スピリチュアるが集結しているのは
壱岐に最古の月読神社があるからです。

子宮系スピリチュアル
およびハッピーちゃんについては
この動画で占い師のw方が壮絶にdisってます。参考までに

小林麻央さんのお姉さんもHAPPY信者として知られていますが
旦那様はその子宮系イベントであった整体師さんです。

6.スピリチュアルと作家と出版社の渦(うず)

教祖達は
本を出版することで信頼を得たい。

出版社はビジネスが成立してればいい。

作家は新しくて不思議なものが好き。


このトライアングルが
出会いの場を作り出してしまいます。
出版社のパーティーなどです。

大手から本が出ている人を
作家も作家だと認識します。


しかし情報も漏洩することになります。

あの作家はお金を持っている
あの作家は頭が悪いから利用できる
あの作家はスピリチュアルを信じている

そこには
正体が不明の連中がいるわけです。

さくらももこさんはご存命ならば

この事態を喜んでいたのかは
僕には疑問です。

しかし生前、不思議な物を愛していた事は事実です。
なるべく
残された人間達は

偉大な先輩が悪用されないようしていきたいのです。

後輩達も利用されないよう
注意喚起をしたいのです。

ここで少し漫画家の話をやめて

ヒカルランドの作家
ドクタードルフィンさんの
コロナウィルス観について解説していきます。


ああああ、、、なんか漫画家から離れようとしたのに
小林よしのりが浮かびました、、、

こんなもの信じるアホが世の中にいるのか!
いるのです

ドクタードルフィンの信奉者の有名人に
この方がいます。


この方が迂闊だったために森友学園で
国会は空転し
職員は死に
子供達も行き場を失いました。

安倍総理がカルトの凶弾によって倒れたすぐあと

昭恵さんは49日を待たずして
壱岐に行こうとします。

それを周りは止めたそうです。
それはお調べになればすぐ出てくる情報です。

昭恵さんは何をしに誰に会いに行こうとしたのでしょう?

ライターの
黒猫ドラネコさんの記事を引用します。

権威のある人達が
お墨付きを与えていってしまう。

本人にそんなつもりがなくても
詐欺師達は利用します。

対馬、壱岐の土地を
日韓トンネルで繋ぐために

旧統一教会が大量に取得してたのを
忘れてる方も多いと思いますが




子宮系が壱岐に集まるのも

安倍昭恵さんが壱岐行こうとしたのも
全部、背景同じ事なので

子宮系、龍神系共に
同じ出所だと気付いた方が良いです。

漫画家の皆さんも
壱岐にお家など立てるお手伝いしないように。


旧統一教会の民間企業名、活動名を「ハッピーワールド」と言います。

ハッピーになれればいいですが、、、ハッピーちゃん信者達も。
(後日、信者ウォッチの記事書きますね、どのように詐欺師達が信者に絡んでるかも観測してます)


7.カルトやマルチの対処法


マルチは周りに商品を勧めていくかたちのネットワークビジネスですが

単純に友達から怪しい金儲けを勧められたら
断ればいいのです。

「お金のトラブルで友情を失いたくない」

これが分からない人は
友達ではないのですから。
キッパリ縁を断つことです。

難しい話ではありません。

家族を守ることに繋がるという
見えないものをイメージしてください。
強い力が湧くはずです。


カルトを信じてる友人や家族がいたら
どうしましょう?

僕はカルトや信者は
「病気」であり「病人」だと思っています。

友人ならば
治るまで近づかない。
それは差別ではなくお互いのためです。


家族ならば深刻です。

病気なら「治療」をしなければいけません。
治療で治らない病気も存在します。

バカは死ななきゃ治らないとも言います。
愛している家族だと問題は大きいですね。
専門家に相談するところから始めたほうがいいでしょう。

その前に
この病気がどこから感染したのか判る必要があります。

僕の本棚にある本から影響を受けたのかもしれないし
友達の影響かもしれません。
親戚の影響かも。
もしかしたら自分の病気が原因でかも。

僕はこのテーマずっと考えていました。

さくらももこさんはなぜ
初期に民間療法に頼ったのだろう?
小林麻央さんや、川島なお美さんも。
手遅れになってから現代医療に縋ってるパターン。

僕がお世話になった自民党の後援会のおじいちゃんが
84歳で癌で亡くなる半年前から

レモン汁を吸って、がんを直すという民間療法を実践していました。

「直さん!医者なんて嘘つきだ。俺はレモンで治す。
このレモンの民間療法を直さんの漫画に書いて広めてくれ」



「僕が必ず80歳位の時に癌になったら
レモン汁を実践する。そして治る証明してから本を書くね。」
こう答えました。

生前のおじいさんと宮古市まで旅に。いずれ書きますね。

レモン汁を飲もうが
気功をやろうが
手かざしであろうが
金属の球のマッサージであろうが

やっておおいに結構ですが、、、


科学的な医療をなぜ平行してやらないのか?

が僕の問いです。

現代医療と
未知数の民間療法の

なぜ2択なの?

両方やればいいじゃん。

お医者さんに怒られても
隠れて
金属の球でマッサージしてればいいじゃん。

それがリスクヘッジでしょ?

なんで

片方の可能性を捨てちゃうんんだよ。ってことです。
科学や本当の医療の方を
捨てるように指導する奴らは

全部インチキだと思っています。

本当に人の命を考えている人は

生き残る、良くなる
最高の確率を選びます。
ストレスを溜めない。
そして現実に生きることです。

つまり
こうです。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。


誰かの誹謗中傷にならないように細心の
注意で書きましたが
小林よしのりさんと昭恵さんには少しキツくなった気がします。

ごめんなさい。

補足
さくらももこさんは
90年台初頭はスピリチュアルにハマっていますが

オウム以降徐々に性質を変えます。
亡くなる前後の時は
むしろスピリチュアル否定派なのです。

つまり生きていたら
ロゴ使用を許可していないんでは?と
僕は感じているという事です。


子供向けスピリチュアルの名作

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