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夫婦別姓の子供の氏変更 〜日本人妻の氏から外国人夫の氏へ〜

さあ!そろそろ出産の日が近づいてきました。
ソワソワする毎日を過ごしています。

子供が生まれたら我が家では子供の氏を夫の氏に変更する必要があります。
家庭裁判所に書類を持って役所と家庭裁判所を何度も訪問したり、審問・参与員インタビューする日もあったりと大変だったのでこの手続きに関しては気が重い😩😭

さて、我が家では国際結婚なので夫婦別姓です。
日本では民法で氏に関する考え方は,夫婦同姓が原則となっています。
しかし、国際結婚の場合は日本の法律が適応されず夫婦別姓でもOKなのです。
(外国籍ならまず戸籍がないので結婚する際は、日本人の戸籍に外国籍の方が入ります。)
ただし妻の氏になる又は夫の氏になることも可能ですが手続きが面倒です….
なので私たち夫婦は夫婦別姓のままでした。

では子供が生まれたらどうなるのか。
▷日本人が外国人の氏に変更していない場合は子供の氏は日本人の氏と同じになり、日本人が外国人の氏に変更している場合は,子供も外国人の氏になります。

てことは夫婦別姓の場合、子供は日本人の氏になります。


しかし!我が家はイスラム教

イスラム教では子供は夫の氏を名乗る必要があります。
日本で子供が産まれて出生届を提出したら自然と私の日本姓になり、戸籍も同じになりますが外国籍夫の姓にするとなると私の戸籍から抜けることになります。同一戸籍に2つの姓が入ることが認められていなく、外国籍の夫は日本に戸籍がないので子供単独の戸籍(単独戸籍と呼ばれている)が家庭裁判所での氏の変更手続きによって作られます。

▷夫婦別姓で子供を外国籍パートナーの姓に変更する予定があればメリットやデメリットを変更前に知っておくことをオススメします!!
※変更予定があれば変更後に子供のパスポートや銀行口座を作るのをおすすめします!

さて『氏の変更許可の申し立て』を手続き書類をもって住んでいる地域管轄の家庭裁判所へ。
申立人が15歳未満のときは,日本国籍を有する親が法定代理人として手続きができます。
→書類は一式家庭裁判所のHPからダウンロードできます。必要あれば電話した方が正確です。
場所によっては郵送方法などもあるみたいなので仕事の都合などで時間がない時は良いかもです。

申し立て

審理・審判
(何度も訪問が必要だったのはこの期間でした。
書類の不備や聞き取りなどが理由で訪問しました)

結果の通知が届く

確定されたら確定証明書の申請
(役所での手続きに必要になるので必須です)

役所で氏の変更と戸籍の変更を完了させる

役所の窓口で子供の氏の変更をしたいと言うと離婚の際の氏の変更用紙を持って来られるので必ず注意です⚠️
私たちは何も知らぬまま離婚を理由にした氏の変更用紙に記載をしていて、役所の方は私たちが離婚した前提で話を進めていました💧離婚成立日や離婚後の戸籍の話があり私が気が付き訂正したのでセーフでしたが、、、

↓下のような用紙が正解です!

裁判所で氏変更が確定したら役所で必要な変更届


私たちが娘の氏を変更する時ネットの情報も不足した状態でした。役所に電話して尋ねたら外務省の電話に問い合わせするようにお願いされ、最終的には夫が日本国籍に帰化すれば解決すると言われました(笑)
何度か役所に電話し説明してもたらい回しのように電話をいろんな課に繋がれるだけでした。
役所の人もこういうパターンの話は知らないんだなと感じました。
(当時住んでた場所が外国籍の方が少なかったからかもしれませんが、、)
そして夫の国の大使館にも問い合わせするも解決せずでした。
一体どこに問い合わせしてもいいか分からず、検索ばかりしていた時期がありました。
私がnoteに出会ったのもこの件を検索ばかりしてた時に似たような記事を見つけたからです。
私の記事もこの情報を必要としてる人に見つけてもらい役に立ちますように✨

次回は子供の氏を変更してあった体験談を綴りたいと思います。


私がnoteを書くきっかけになった子供の氏を変え方を調べていた時でした。


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