みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思いま…

みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思います。

記事一覧

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松本にて。

みやじい
11分前

ブラック・ジャック展へ。

子供の頃、漫画雑誌を見ていた。少年ジャンプに 少年サンデーに少年キングに少年チャンピオンに 少年マガジン。実家の近くの商店で買ったり、 本屋で立ち読みをしていた。 …

みやじい
1日前
30
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休日の散歩で。

みやじい
4日前
24

同級生というものは。

子供の頃、長野市立柳町中学校で三年間を過ごした。 朝夕、母校の後輩たちがおしゃべりしながら仕事場の前の 路地を通って行く。楽しそうな様子を眺めながら、 我が身にも,…

みやじい
4日前
31
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休日に。

みやじい
10日前
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水野美術館へ。

ゴールデンウィーク最中の祝日の月曜日、若里の水野美術館へ 出かけた。 「THE 新版画」と題された企画展を開いているのだった。 明治以降衰退していた木版画を復活させた…

みやじい
11日前
43
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午後の散歩で。

みやじい
2週間前
27

懐寒い身で。

馴染みの飲み屋のいいださんで、ホタルイカをつまみに 山形の惣邑の純米吟醸を酌んでいたら、テレビの ニュースに箸が止まった。 長野市内の七十代の女性が詐欺に引っかか…

みやじい
2週間前
31
+4

朝の散歩で。

みやじい
2週間前
33

今でも悔いて。

かつて家庭を持っていたときがあった。 当時の連れ合いと暮らしはじめて、十一年。 酔っ払いの体たらくに見切りをつけられて、 縁を切られた。 あとから思えば、確かに思い…

みやじい
2週間前
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緑の季節に。

みやじい
2週間前
27

お別れに。

善光寺門前に暮している。この頃町内でつづけて 御不幸があった。長らく自転車屋を営んでいた かたがいた。子供の頃から見知ったかたで、いつも店先で 自転車やバイクの修…

みやじい
3週間前
28
+5

夕方の散歩で。

みやじい
3週間前
25

片づけをすこしづつ。

四月、春らしい陽気になってきた。善光寺界隈を 散策すれば、先々の家の庭や道沿いに、いろんな 花がきれいに咲いて、気持ちを和ませてくれる。 早朝の空気もゆるくなり、…

みやじい
3週間前
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+5

上田にて。

みやじい
3週間前
24

スマホに悩まされ。

使っているスマホの調子がおかしくなった。 使い始めて四年、この頃になって、意味不明の 通知音が鳴るようになったのだった。それまで スマホの設定をいじった覚えがない…

みやじい
4週間前
22
+5

松本にて。

ブラック・ジャック展へ。

子供の頃、漫画雑誌を見ていた。少年ジャンプに 少年サンデーに少年キングに少年チャンピオンに 少年マガジン。実家の近くの商店で買ったり、 本屋で立ち読みをしていた。 巨人の星にキャプテンにドカベンや、がきデカに、 マカロニほうれん荘に、ストップひばりくん。 あしたのジョーにがんばれ元気にまことちゃんなどなど、 サッカー漫画ならオフサイドが好かったな。 大人になって酒の味を覚えてからは、週刊モーニングの 夏子の酒を毎週楽しみにしていた。 松本市立美術館で、ブラック・ジャック展が開

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休日の散歩で。

同級生というものは。

子供の頃、長野市立柳町中学校で三年間を過ごした。 朝夕、母校の後輩たちがおしゃべりしながら仕事場の前の 路地を通って行く。楽しそうな様子を眺めながら、 我が身にも,こんなにかわいい時代があったのかと思うと、 信じられない気分になってくる。なにがどうして、こんな へたれたおっさんになってしまったのか、ため息が出るの だった。 同級生に、とてもおとなしい女の子がいた。 勉強のできる頭の良い子だったけれど、いたって 目立つことのない子だった。ところが成人してから 久しぶりに会ったら

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休日に。

水野美術館へ。

ゴールデンウィーク最中の祝日の月曜日、若里の水野美術館へ 出かけた。 「THE 新版画」と題された企画展を開いているのだった。 明治以降衰退していた木版画を復活させた、渡邊庄三郎という かたがいた。そのかたが創立して、今も銀座に店を構える 渡辺木版美術画舗の所蔵展だった。 自宅を出て通りを下って行くと、朝から観光客たちが、 善光寺に向かってぞろぞろと上がって行く。 最近は日本人に混ざって外人の姿がほんとに多い。 家族連れや、大きなバッグを背負った一人旅のかたと、 何度もすれ違

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午後の散歩で。

懐寒い身で。

馴染みの飲み屋のいいださんで、ホタルイカをつまみに 山形の惣邑の純米吟醸を酌んでいたら、テレビの ニュースに箸が止まった。 長野市内の七十代の女性が詐欺に引っかかって、 一億円を盗られたというのだった。 思わずカウンター越しにご主人と顔を見合わせて、 すごいねえと声が出てしまった。 警察官を名乗る人から電話がかかってきて、 あなたの銀行口座が詐欺の被害にあっている。 別の口座を開いて現金を移し、こちらに知らせて ほしいと言われ、 言われるままにインターネットで口座を開いて、

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朝の散歩で。

今でも悔いて。

かつて家庭を持っていたときがあった。 当時の連れ合いと暮らしはじめて、十一年。 酔っ払いの体たらくに見切りをつけられて、 縁を切られた。 あとから思えば、確かに思いやりが足りなかった。 温かな気持ちを向けることをおろそかにしていた。 我が身の不出来をしみじみ痛感したのだった。 それでも、その後も元気にしているのか気になって、 ときどき連絡を入れては、一緒に酒を飲みながら 近況ぶりを聞いていた。四月の下旬、珍しく連れ合い から電話がかかってきた。明日の休日、蕎麦屋で一杯 やりま

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緑の季節に。

お別れに。

善光寺門前に暮している。この頃町内でつづけて 御不幸があった。長らく自転車屋を営んでいた かたがいた。子供の頃から見知ったかたで、いつも店先で 自転車やバイクの修理をしていた。手先の器用なかたで、 仕事のないときは、大きな凧を自作の絵を描いて作ったり、 毎年、年明けのどんど焼きを神社の境内でやるときに、木を 組み立ててだるまを突きさす土台を作ったり、 秋祭りのときに、婦人部のみんなが作る焼きそばの屋台を 作ったり、町のためにあれこれ準備をしてくれた。 こちらが二十代のときに、

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夕方の散歩で。

片づけをすこしづつ。

四月、春らしい陽気になってきた。善光寺界隈を 散策すれば、先々の家の庭や道沿いに、いろんな 花がきれいに咲いて、気持ちを和ませてくれる。 早朝の空気もゆるくなり、寒い冬の間さぼっていた、 ノルディックウォーキングを再開している。 花粉とウイルスを防いでくれるスプレーを顔に 吹き付けて、一時間ちょい余り町をひとまわり。 帰ってきたら、目と鼻と顔をよく洗う。 花粉症に苦しんでも、朝の空気はやっぱりさっぱりと 気持ちが好い。困ったのは、二年ほど前から、 花粉症の薬を毎日飲むと、たま

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上田にて。

スマホに悩まされ。

使っているスマホの調子がおかしくなった。 使い始めて四年、この頃になって、意味不明の 通知音が鳴るようになったのだった。それまで スマホの設定をいじった覚えがないし、なにが 原因なのかわからない。 パソコンを開いて、スマホ謎の通知音で検索したら、 けっこうおなじ症状に悩むかたがいるようで、 対策方法が並んでいた。なんとなくそれに 従って処置してみたものの、ぜんぜん症状が変わら ない。十分に一回鳴る時もあれば、 続けざまに鳴る時もあって、小鳥のさえずりのような 音が長々響いてい