見出し画像

【インド映画】アップリンク京都でIMW(インディアンムービーウィーク)「後継者」「2つの愛が進行中」

 昨年から私のX(旧Twitter)では東京で上映されているIMW(インディアンムービーウィーク)ばかり流れてきて、「早く関西でもかけてくれないかな〜」と思っていたら、2月23日から3月21日までアップリンク京都で始まった。今回は12作品で、タミル語映画の大将ヴィジャイとタミル民の宝ヴィジャイ・セードゥパティ(長いので、以下VSPで)の映画が多い。そのうち、今まで観たことがあるのは、「マスター」「マジック」の2作品。

 今回は、2月23日から3月21日までに1日2作品を入替で上映する。1ヶ月もあるじゃない!と思ったけれど、その間に九州遠征と帰省で3分の1が不在。九州は単に行くだけでなくて、イベントのいろいろ準備もあるし、その他のヤボ用も入っている。また、IMWは特別興行なので、会員価格やシニア料金にならず、一律2000円なので、つい作品を選んでしまう。結局、観たのはヴィジャイの「後継者」とVSPの「2つの愛が進行中」の2作品だけになってしまった。

IMWのチラシ

「後継者」 Varisu タミル語 2023年 169分
 3月2日に鑑賞。大将ヴィジャイの映画らしい映画。最後は丸く収まって安心して観た。正直言うと、ヴィジャイの映画って、シチュエーションは変わっても彼がかっこよく観れるって感じで、みんな同じようにみえてしまう。まだまだ修行が足りない。しかし、ヴィジャイは1974年生まれの49歳……、もともと童顔だけど、とてもそんな年齢には見えない。年齢不詳だ。

「2つの愛が進行中」 Kaathyuvaakula Rendu Kaadhal タミル語 2023年 169分
 
3月17日に鑑賞。私のVSPの初見は2019年に観た「ヴィクラムとヴェーダ」なんだが、 その時はこんなに有名になろうとは知らずに、でも、作品も面白いし、悪役なのにいい感じと思っていた。その後も「マスター」で悪役を演じてるし、「ラストファーマー」では超絶した遊行者だし、なかなか得体がしれない。今回は「ヴィジャイ・セードゥパティ特集」と銘打って6作品上映される。その中で、コメディに類するこの作品。VSPが演じる主人公は、運が悪くて、三角関係に陥っても好きな女性をひとりに決められない優柔不断なダメ男だけど、悪気がなくて、憎めないキャラだ。 それほど表情筋があるわけでないけど、いろいろな役を演じるんだなぁと、見逃した作品が惜しくもある。

この記事が参加している募集

映画が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?