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『二度見した“燃やすゴミ”。“燃えるゴミ”との違いは、言葉だけではなかったんです!』

先日、訪れた京都。

朝早いお茶事だったので、
ゴミ出しの時間帯に当たりました。

ふと、
何の気なしに見たゴミ袋。

えっ?
思わず二度見しちゃいました。

“燃やすゴミ”。

流石は京都。
“燃える”のではなく、
敢えて“燃やす”と言う意思表示。

凄いな…
神戸はまだまだ“燃えるゴミ”。

などと思いましたが…
これが、違うんです。

後になって、
ちょっと気になり、
ネットを調べてみると!!

神奈川県の座間市のタウンニュースで、
こんな文章を発見!

『座間市はこれまで使用してきた呼称「燃えるごみ」を「燃やすごみ」に2019年4月1日から変更すると発表した。』

な、な、なんと!
敢えて呼称を変えていたのです。

座間市が2017年に調べたところ、
当時の“燃えるゴミ”の中に
リサイクル出来るものが沢山含まれていたそうで…

更なるゴミの減量化と
資源ゴミのリサイクル率を上げるため、
敢えて!
名前を“燃やす”に変えたのだと言います。

つまり!

「リサイクル出来るものでも、
 燃えるから“燃えるゴミ”として捨てちゃおう。」

と言う気持ちを

「リサイクル出来るものを、
 わざわざ“燃やす”のは勿体ないよね。
 “燃やすゴミ”の袋には入れないでおこう。」

と言う、
意識改革なのでありました。

素晴らしいっ!

ちょっとした言葉の違いに
自治体の意識や、
ゴミ問題への真剣味が現れるものなんですね。

そして、そして…
更に調べてみると!
“燃やすしかないゴミ”と言う自治体を発見。

京都府の亀岡市です。
『なるべくゴミではなく、
 資源として処理する方向で協力して欲しい。』
市役所の方が
その想いを聞かれインタビューに答えていました。

亀岡市だけではありません。
福岡県の柳川市では
“燃やすしかないゴミ”に名前を変えてから
ゴミの量が減ったと言います。

なおかつゴミ袋の値段も
“燃やすしかないゴミ”を高くして、
『分別すれば得をするしくみ』を作ったそうです。

いやいや、
自治体の皆さんの真剣さが伝わって来ますね。

そんなこんなで、
神戸は今日が“燃えるゴミ”の日。

おいおい、
大丈夫?
神戸市…(^◇^;)

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