見出し画像

難病診断されるまでの経緯をアーユルヴェーダ的に分析

先月から念願だったインドアーユルヴェーダドクターの講座を受講し始めた。インドのアーユルヴェーダ医師から直接学べるだけあって生徒のレベルも高い😭
質問タイムも、分からないところが分からない状態でかなり大人しめの生徒だけど、
アーユルヴェーダの知識が増えることで、日常の見え方まで変わってくるのが面白い。

■アーユルヴェーダ的発病のメカニズム

初回の講座で私が一番興味を持ったのは、アーユルヴェーダ的発病のメカニズム。
アーユルヴェーダでは病気になるまでを次の6段階で考察する。例として鼻風邪が悪化して、肺炎までいくケースをあげてみますね。

第一段階:増加
 悪いものが増加する(一時的に解消できるもの)
 ex)鼻水出る(鼻水をかめば一時的に解消できる)

第二段階:乱れ
 一定期間不調を伴うものに変化する
 ex)鼻詰まりを起こす(鼻水をかんでも不調が残る)

第三段階:拡散・移動
 様々の場所にに症状が広がる
 ex)痰が絡む、目が充血する、耳の違和感

第四段階:定着
 体の弱い場所に、症状がとどまる
 ex)(耳が弱い場合)耳の不調、耳の痛み、難聴気味になる

第五段階:発症
 明らかな症状となって発症する
 ex)発熱、中耳炎と診断

第六段階:合併症、慢性化
 他の臓器にも影響が出る
 ex)肺炎を発症

■私が難病診断されるまでをアーユルヴェーダ的に分析

私は、第二子出産後、SLE(全身性エリテマトーデス、指定難病)と診断された。
いい機会と思い、私の難病発症までの段階をドクターと一緒にアーユルヴェーダ的に考察してみた。
当時はいきなり病が襲ってきたような気がしたけれど、今思えば発病の5年前から体はちゃんとサインをくれていた。無視してごめんね、マイボディ。

第一段階:増加
子供の頃から紫外線アレルギーで、紫外線にあたると湿疹、赤み、痒みが出た。たまに熱が出ることもあり。(基本的に翌日には鎮静される)

第二段階:乱れ
20歳頃から、紫外線を浴びた時以外にも突破発的に発熱(38度以上)が1ヶ月に一度位あった。その他、湿疹、痒みが出やすい。

第三段階:拡散・移動
第一子出産後(24歳)、上記の症状が悪化。
紫外線に当たると、発熱を伴いながら、顔に火傷のような皮膚症状が出た。
皮膚科受診で、ステロイドで一時的に症状を抑える。
やめるとすぐに悪化を繰り返す。

第四段階:定着
第二子出産後(26歳)、さらに症状が悪化。
上記の症状に加え、起床時の関節痛、日常的な頭痛が出るようになった。
別の皮膚科見てもらうと、肌の赤みがSLE(全身性エリテマトーデス)の症状である蝶形紅斑に似ていることで血液検査を実施。

第五段階:発症
結果抗核抗体が基準値以上であったため、大学病院を受診。
検体検査(顔の皮膚の一部を切って細胞を調べる検査)でSLEと確定診断。

第六段階:慢性化
様々な不調がもとからあった体質のように日常的なものになった。

最初はいつものことだと思っていた。
それが数年後こんな大きな病となって我が身に降りかかるなんて。

アーユルヴェーダに出会って思うのは、生きるために必要なことは、自分の心と体を内観してサインに気づく力、そのサインに対して適切に対処する知識を持つこと。
これさえできれば医療保険はいらないと思い、夫婦で先月解約した!笑
今日も良き一日を🧘‍♀️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?