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【recette:お菓子】フラン・パティシエの作り方

フランスのパン屋さんで見かけるシンプルな焼き菓子、フラン・パティシエ(Flan pâtissier)は、フランスの家庭でも作られているという伝統的なプリンタルトです。

プリンより少し固めの食感でほんのり甘くペロッと2〜3切れは食べれちゃいます。冷やして食べるととっても美味しいですよ!

最近、簡単に作れて楽しいお家でのお菓子作りにハマっています。お店で販売されてるお菓子ももちろん大好きですが、手作りならではの味わいや良さってありますよね。美味しい物を食べた時の何とも言えない幸福感がたまらないです。

それではさっそく、レシピをご紹介します。

<材料>
パイシート:1枚
牛乳(lait):1.5リットル
砂糖(sucre):275g
フラン・パウダー(カスタード・パウダー)(Poudre a flan):150g

※フラン・パウダー(カスタード・パウダー)は、カスタードクリームを作る時に使う材料です。普通のスーパーには売ってなく、製菓専門のお店に行かないと買えません。

<作り方>
①まずはじめに、パイシートを型に合わせて入れます。型からはみ出している余分な生地をナイフで切り落とします。

②フォークで数カ所、穴をあけます。
※膨らみすぎるのを防ぐため、フォークで空気穴をあけます。

③プリン液を作っている間、生地を冷蔵庫で休ませます。

④牛乳(100リットル)と砂糖(275g)を混ぜ、鍋を火にかけます。

⑤牛乳(50リットル)とフラン・パウダー(150g)を混ぜます。

⑥混ぜ合わせたら「④」の鍋に入れ、とろっとするまで火にかけます。

⑦とろみがついたら火からはずし、プリン液をタルト生地に流し込み、表面を平らにして1時間〜2時間ほど冷やします。

⑧冷やし終えたら、200℃に予熱しておいたオーブンで30分〜40分ほど焼きます。

焼きすぎないように途中で色味をチェックしながら、表面の焼き色がタイガーのようになったらオーブンから出します。

⑨タルト生地が焼き上がったら、オーブンから取り出します。粗熱が取れたら型から外し、冷蔵庫で冷やします。

⑩フラン・パティシエの完成です。
※しっかり冷やしてから、お召し上がりください。

それでは、さっそく試食です。
プリンの風味と滑らかな食感、タルトのサクッとした食感がとてもマッチしています。甘みも程よく食べやすいです。

冷蔵保存だと、約3日程度は食べることが可能です。3日を過ぎてしまうと味の鮮度が落ちてしまうので、美味しく食べられる期限で食べきってしまうことをおすすめします。

このフラン・パティシエ、パリのパン屋さんやパティスリーなんかだと、1切れで2€〜4€くらいするんですよね。お家でも簡単に作れちゃうので、ぜひ作ってみてください。

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