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被災した受験生を救ってほしい

2024年1月1日 午後 4時10分

石川県を震源とした大規模な地震が発生。
その後も広範囲で余震が続き、今でも被害が続いています。

北海道に住んでいる私は、地震こそありませんでしたが、
津波注意報が北海道日本海側に出されていました。
(1月2日午前10時現在、すべて解除。)

夜が明けて、
被災地の惨状が明らかになってきました。

今から2年前。

こんな記事を書きました。

トンガの噴火による津波注意報が、1月17日未明にあり、
大学入試共通テスト2日目 絶不調で共通テストに臨んだ娘の話です。

この当時、コロナ禍真っ只中にあったこと、
さらに、出題内容がものすごく難解であったということなど、
思うところがいろいろあったことを思い出しました。

今年、大学受験に挑む受験生の皆さんの中には、
石川県をはじめとして、北陸に住む皆さん、それ以外でも被災された皆さんが
いると思います。

受験生だけではなく、お子さんを支えるご家族の皆さんも、
「受験どころではない。」状況にある方も多いのではないでしょうか。

1月13日、14日が、今年の共通テストの日程です。

追試験は、1月27日、28日となっていますが、この災害によって受験できない受験生に対して、なんらかの救済措置が取られて欲しいと切に思います。

大学受験のために、これまで必死で頑張ってきた皆さんが、
この震災によって、チャンスを奪われるようなことがあってはいけない。

今回の震災で被災し、家庭の事情で、進学を諦めてしまう学生を
何とか救済することはできないだろうか。

何とかするためには、時間がなさすぎるかもしれませんが、
あと2週間弱で、彼らを安心させ、チャレンジができるような手立てを
してあげて欲しいと思うのです。

衣食住の安全を確保することが第一ではありますが、
一年に一度しかない大学入試共通テストに賭けてきた受験生のチャンスを奪わないで欲しいのです。

今、私たち大人にできることは何だろうかと
ずっと考えています。

画面に映し出された、倒壊したビルで懸命に救出作業を続ける消防士の方々。
津波で破壊された漁港。

同じ日本に住んでいながら、どこか別世界のように感じてしまいます。
でも、明日、私自身が被災するかもしれない。

「シンパシーよりも、エンパシー」
相手の立場に立って、考えたり想像したりする力を持てているだろうか。

今、私ができることは何か。

どんな小さなことでもいいから、
被災されたみなさんに心を寄せ、
行動にうつしていける今日でありますように。



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