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自分らしい服って。

こんにちは、ナカちゃんです。

47歳にして、これまで選んできた洋服が、ことごとく似合わないという

事態に遭遇しています。


最近、全身が映る鏡をクローゼットのある部屋に置きました。

玄関にある鏡を見てから出勤していたのですが、やっぱり服を選ぶときに

鏡がほしいよね、と思い ようやく購入。

 冬物を片付け、去年片付けた夏物を準備しました。

 去年は、「いいな」と思って買った洋服。去年までは、何となく

「似合っていた」と思っていた洋服を改めて着てみると、

何だかしっくり来ません。

鏡を見てみると、何となく「コレジャナイ」感が、、、、、

なんでだろう。

 去年は似合っていたはずなのに。

 うーん。。。。。。

 確かに、体重も体型も変わりましたよ。(大きい方にだが。。。(泣))

 でも、それだけじゃないかも。


 皆さんは、どうなんだろう?

 似合うもの、似合わないものを季節ごとに仕分けしていくと、

クローゼットの服の数がどんどん減っていくのです。

 そして、手持ちの服の半数がメンズのものになってしまいました。

自分で選んで、「着心地が良い」とか、「自分らしい」と思えるものが

自然にそうなっていった、ということです。

でも、そう思える服になかなか出会えません。


 スーツが欲しいと思っていても、「これだ!」と思えるデザインのものが

探せない。

 検索窓に、「40代 女性 スーツ」と入れて、出てくるやつですね。

 40代の女性となると、「ミッシー・ミセス」の洋服となるのかも

しれませんが、自分の着たいと思える服ではない。

 デパートで洋服を買わなくなってしまったのも、そのせいだ。

 誰しもが、「着たい服を着る」ことが、当たり前になってくれたら

いいのにね。

 レディーズ、メンズ、子どもの括りを取っ払って、もっと自由に、

着たい服を選ぶことができるようになったらいいのに。


 カナダに居たときは、よく買い物に出かけていたGAPの店員さんと

仲良くなって、キッズラインのちょうど良さそうなやつを取っておいて

もらったりしていました。

 もう、20年近く経つのですが、

 カルガリーのショッピングモール内にあったGAPは、広いワンフロアの

 お店で、区切られることなく、メンズも、レディースも、キッズの服も、

フラットに売られていたなあ、とか。

 色々なルーツを持つ店員さんが、とてもフレンドリーだったこととか、

 この文章を書きながら、つらつらと思い出しました。


 日本でも、「Z世代」の子達が、「ジェンダーレス」なファッションを

選んでいると言われていますが、

 今の時代、結構いろんな世代の人達が、「ジェンダーレス」な

 ファッションを必要としているのではないでしょうか。

自分に合うスタイルは、一つじゃない。

 みんなと同じである必要は、ないんだ。

 そんなことに、みんなが気づき始めているはず。


今まで選んだ服が、似合わなくなってきたということは、

 自分自身が「変化してきている」ということ。

 それを前向きに捉えて、

 「本当に自分らしいスタイル」を見つけられるように。

 「その人らしさ」を表現するのが、ファッションであるならば、

「これでいいや」じゃなくて、

 「これがいい」と思えるものを。 

 自分らしく年を重ね、

 内面も磨いていきながら、

 ゆっくり、一つひとつ 探していこうと思います。


『装苑』 美容室で出会ったこの雑誌、本の紹介が充実しています。

写真もアートとして鑑賞できますし、記事も読みごたえがあります。 

ファッション誌という括りで見ては、もったいない!おすすめです。




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