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【予防運動日記】予防医学×運動療法×骨格特性

予防運動をわかりやすく伝えるにはなんと言えばいいのかを考えていたのですが、そもそも予防運動は、予防医学×運動療法なので、そのままをまず伝えるのがいいかなと思いました。

予防医学は、病気を予防する医学ですから、発症予防、障害予防です。
そのためには、病気や障害の発生メカニズムがわかっていなければいけません。
最近であれば、ウィルスが感染症の原因として特定されるから、その予防としてワクチンが開発されたわけです。

脳卒中の原因として脂質異常症、高血圧があるということが分かっているからその予防として、メタボ検診があり人間ドックがあります。

運動療法とは、運動を用いて心肺機能や循環器系、そして筋骨格系さらには血流や感覚入力から間接的に脳機能や精神機能を高めるアプローチのことです。
有酸素運動から、バランス運動、筋力を高める抵抗運動、筋の柔軟性を高める柔軟運動まで多様な運動があります。
また、ヨガやピラティス、ダンス、太極拳などの体系化されたものも運動療法の一部として活用できます。

なので、予防運動は、各種の運動を用いて病気や病害を予防する方法と定義できます。

ヨガやピラティス、太極拳を習っている方々は、何かしらその実践によって病気や障害を予防したいと思っていると思います。
漠然と建康的でありたいという思いもあるでしょう。
この場合の健康は身体だけでなく精神的な健康も含まれるでしょう。
運動はそういう意味で、かなり幅広く人間の健康に寄与できるものです。
そして既に健康法として運動を選択している方は、予防運動を実践されているということになります。

人間は直立二足歩行をする哺乳類というのが生物的な定義ですから、やはり動物として運動するというのは健康であるための必然です。

さらに我々は、運動の基盤となる骨格に注目しています。
骨格は、顔が違うように皆違います。
しかし、運動の指導は画一的であり、各人の骨格を踏まえた個別性のある指導はされていないのが現状です。
そのため、最適な運動方法ではないものを取り入れることで逆に健康を害することもあります。

例えば、歩くときにつま先を懸る外に向ける歩き方が良いとされています。
または、平行にしましょうという主張もあります。
しかし、実際は足の向きは個性があり、画一的に決められるものではありません。
この事実を無視した指導によって、膝が捩れたり股関節の可動制限から腰椎の偏ったストレスなど様々な障害が起こっています。
医療現場も含めてこの事実に気づいている方がとても少ないために、ならなくてもいい障害が発生しています。

有酸素運動がいいと言われ走ったら膝が痛くなって病院にかかるようになった、、、。
ヨガが体にいいと言われてクラスに参加したら首を痛めて精神的に不安定になり病院にかかっている、、、。

運動という漠然とした指導によって本来の効果を得るどころか、逆に病気や障害を生み出してしまっているこの状態を専門家としては放っておけません。
骨格の重要性を啓蒙し、運動の効果を最大限に引き出していきたいと思っています。
それが、予防運動の目指すところです。
上記の骨格の個性を我々は骨格特性と名づけています。
専門の検査で確認することが可能です。

つまり、予防運動とは、、、

予防医学×運動療法×骨格特性

予防運動

ということができます。
骨格特性についての研究は極端に少ないため、これから一つ一つ研究で明らかにしていきます。
どうかこれからの活動にご協力&注目してください。

骨格特性について相談したい場合は、予防運動ジムUPRIGHTへご相談下さい。


よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。