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【ヨガ日記】孤独や不安が依存や信仰を作る〜安全な依存としてのヨガ〜

孤独な人は何かしらの道標を欲しがります。
意外と思われるかもしれませんが、政治家や経営者は占いを信じる人が多いです。
ある意味では政治も経営も答えがない道を進んでいるようなものです。

選択肢を間違えれば大失態や大損失になるわけです。
でも、実際その選択の答えはやってみなければ分からないですし、不安がつきまといます。
そして、その判断は多くの場合責任者が行いますので、とても孤独なのです。

そういう状態で、以下のようなことを言われると安心まではいかなくでも不安が少し軽減するのです。

「貴方の星を見ると、今はこれを行う方がいいと出ています。」
「貴方の性質からは、今はこの方角は避けた方がいいでしょう。」
「〇〇にはこのように予言されています。」

助言

根拠は今までの歴史的な統計と表現されることが多いですが、いわゆる科学的な統計学的な正しさはないでしょう。
それでも信じたくなるのです。

昨今の宗教の問題は人間という不安を作り出す生物の性でもあります。

不安を軽減することには大きな意味があります。
例えプラシーボだとしても、身体は心が安心するとリラックスし回復します。
人間というのも、結局は自分の色眼鏡で世界を見ていますから、自分の見たい世界を見ているといっても過言ではないです。

じゃぁ科学は客観的で間違わない真理を持っているかといっても、昨今のコロナ騒動で同じ医師資格を持ったもの同士が、真逆の意見を発信しているのを見ても分かるように答えはありません。

そんなものです。

そういう世の中において、ヨガってちょうどいい安心を提供するんじゃないかなと思っています。
ヨガは、もちろん悟りだとか解脱が先にある道ですが、不安を低下させる力もあると思っています。
それは、いわゆるマインドフルネス様に今という限局したリアルに立脚できるからです。

不安は未来に対して起こる感情です。
今には存在しません。
今には、呼吸をして、心臓が動いている今しかないからです。

呼吸法にせよ、姿勢法にせよ今というその瞬間に集中する行為です。
集中は一箇所にしかできないので、未来に向ける意識が薄らぎます。
この方法を身につけると、ビジネス商法的な宗教やマインドコントロールの占いには頼らなくても良くなります。

もちろん、科学者の討論にも引き込まれません。
どうせ分からない道の選択なのですから、、、。

大切なのは、不安で前に進まないより、選択して道を選び、その道の結果を自分の人生として受け入れていくことです。
失敗してもいいのです。
成功しかしちゃいけないと思うから不安になるのです。
未来の結果ばかりを考えるからです。

結果がどうであれ、自分は自分ですから。

ヨガの力は、孤独や不安という人間が根源的に持っているマイナスな感情を止めて、今に集中して人生を生きられるようにする安定剤なのだろうと思います。

目を瞑って、自分の呼吸に集中する。
次第に心拍にも意識が向いて、生きている自分に集中できるようになる。
それが、宇宙へ繋がり、自分は1人ではなく、この宇宙に含まれて存在しているという事実を直感しそして、それらの気づきが感謝になって自分を幸せで満たしてくれる。
そんな流れがヨガなのでしょう。

「みんなヨガすればいいのに、、、。」
またいつもの口癖が出てきました。
ほんとそう思います。
目を瞑って合掌、ナマステ。

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