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【地方移住・週2で広報】そこに住む人のことを考えるのも広報の仕事なのだ

 昨日、白馬まで買い出しに行ったら猛吹雪だった。山を越え車で行って帰ってきたのだけれど帰り道は雪で路肩がよく見えず溝に車が入って動けなく…なりそうな事態が起きたり「不要不急の外出は避けるべきだった」と夫さんがこぼすほどだった。

 ということで隣の白馬村は雪が猛威を振るっていたけれど、我が家がある長野市の山奥も負けない雪降りだった。今朝起きたら車の上には20センチくらい積もっていたし、除雪車もフル稼働でバスが通る道を除雪していた。

 でももう3月の終わりなので、気温は真冬より高めになって雪が溶けるスピードはとても早くなっていると肌で感じている。今朝も保育園まで送る道のりは全て雪で覆われていたけれど、夕方子どもたちを迎えに行く時には道路の雪はこの暖かさなら溶けているだろう。

 むしろ雪が溶けるスピードはこの倍速くらいでなくては地域広報の仕事をしている身としては心配せざるを得ない。
 あと3週間後には地域の桜祭りが催される予定なのだ。雪どけ→サクラサクをとても待ちわびている。

 Webデザインを開業していることもあり、桜祭りのチラシ制作が回ってきた。わーい!オールカラーの両面!頑張るぞ~!
…も束の間、週2勤務なので勤務時間内に段取りよく進むはずもなく少し自宅作業もやむを得なくなった。週2でどんどん溜まるタスクと割り込んでくるタスクをどう効率よくこなしていくかが目下の課題である。

 ちょっと前にイベントの景品チケットをデザインすると「このチケットを渡す相手は高齢者が多いから読みにくい」とフィードバックをもらった。目から鱗どころか頭の上でゴングが鳴るくらい衝撃を受けた。

 どうしてかと言うと、
地域に特化した制作をする時にデザインの向こうのユーザーのことまで考える意識を強く持つ必要がある
ことを勉強し、実践したはずなのに身についていなかったことが悔しかったし、まだまだ学びはある、と思えたからだった。

 そして今回の桜祭りのチラシ制作に話は戻る。新聞の折り込み広告、地域の各店舗と施設に配布するということで、「とにかく新聞を読む層はシニアだから読みやすく、でも来たくなるお祭りって感じで。」がリクエストだった。

 …試行錯誤とフィードバックが行き来してどうにか勤務時間中に同じ事務客の人から「いいね!」がもらえた。ほっとしたのも束の間「あの人とあの人にチラシ見てもらって。」と行った先は50代男性と60代女性の方。「読めるかどうか」の最終チェックである。50代男性は大丈夫、60代女性はメガネを取ったり外したりで読んでくれ、「この部分が私より年してたら見えないかも」とコメントをしてくれた。

 フィードバック部分のフォントを上げ、太字にしたところでボスの最終チェック!で私は試合終了…ではなく保育園のお迎え時間になってしまった。明日が出勤なので最終チェックをもらおうと思う。

 これから当分「シニア層に読んでもらえる」制作物を作り続けるだろう。その視点でのデザインの勉強をもっともっとしようと思う。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!