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崇峻天皇の御陵行ってきた

崇峻天皇を知っていますか?

歴代天皇の中で、まさかの「暗殺」によって命を落とした天皇です。

天皇はその歴史の中で、傀儡にされたり、不本意に皇位に付けさせられたり、退位させられたり、色々ありましたが、正史日本書紀に臣下に暗殺されたということがはっきり明記されている人は、崇峻天皇だけなのです。

彼の即位前の名前は、泊瀬部(はつせべ)皇子。

飛鳥時代、聖徳太子様の父・用明天皇が亡くなるとその跡を誰が継ぐのか、ということで議論がありました。

当時有力豪族だった物部氏が推したのが「穴穂部皇子」

蘇我氏が押したのが「泊瀬部皇子」

結果泊瀬部皇子が皇位を継承することになり、崇峻天皇が即位します。

しかしこれは元々蘇我氏の肝入りで行われた人事。

崇峻天皇は自分が飾り人形のように感じたのでしょうか…

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山猪を献上するものがいた。

天皇は猪を指差し、詔して「いつの日が この猪の首を斬るように 私の嫌いな人を斬りたいものだ」と仰せられた。

多くの武器を準備している様子は尋常ではなかった。

蘇我馬子宿祢は、天皇の詔の内容を聞いて、自分を嫌っておられるのではないかと恐れ、郎党のものを招集して天皇を刺殺することを謀った『日本書紀』

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崇峻天皇を暗殺した犯人は蘇我馬子だとはっきり書いているのですけど、その後馬子が咎められた様子は見えません。

弱肉強食ということでしょうか?(^_^;)

崇峻天皇の御陵は桜井にあり、聖林寺さんというそれは素晴らしい観音さまがいらっしゃるお寺ののすぐそばにあります。


まさかの臣下に暗殺された悲劇の天皇が眠ります。

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