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目の見えない・見えにくいこどもの子育て@家庭で教えておきたいこと(いいご縁シリーズ)

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。

今回は視覚障害のあるお子さんを育てているパパママが家庭でできる範囲で、ぜひともこどもたちに教えてほしいことをお伝えしたいと思います。

生まれつき目が見えない・見えにくいこどもというのは、それが自分にとっての「普通」の状態になります。

皆さんのように眼が見える状態で生まれ育った人が今の自分の見え方が「普通」だと思うように、視覚障害のあるこどもたちも自分の見え方が「普通」だと感じています。

私はいろいろな視覚障害のある方々にお会いする機会があるのですが、本当の意味で自分には視覚障害があるんだと理解した年齢は大学生になってからという人も珍しくないんです。

見えると見えない、あるいは、見えにくいでは雲泥の差ですからすぐにわかるようなものですが、特に、弱視(ロービジョン)のこどもは、自分の見えにくさに気づくまでに時間を要することはよくあります。

さて、そんなお子さんたちの育児。
パパママたちは、我が子の将来のことを考えて本当に一生懸命、日々、子育てをされていると思います。

まずは、自分、よくやってる!と自分やパートナーのがんばりをほめてあげましょう。

そして、パパとママが笑顔でニコニコしていると、こどもも安心するものです。日々、イライラすることもありますが、ニコニコ、楽しく、子育てができるといいですよね。

今回の記事では、ご家庭で簡単にできる、でも、ちょっぴり盲点な、パパママが今すぐこどもに教えられることをお伝えしたいと思います。

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